西川伸司 – Wikipedia

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西川 伸司（にしかわ しんじ、1964年10月2日[1] – ）は、日本の漫画家、デザイナー。京都府京都市[要出典]出身[1]。血液型はAB型。同志社大学中退。代表作に『YAT安心!宇宙旅行』、『土偶ファミリー』、『じじばばファイト！』、『青い海のサシミ』がある[2]。

1986年、漫画家を目指し『ゴジラ伝説』を自費出版し、同人誌業界だけでなく大手の出版社からも注目を集める[1]。同人誌界でのペンネームは「MASH」。

ゲームソフトメーカー勤務を経て、1988年に『土偶ファミリー』で商業漫画家としてデビュー[1]。なお、『土偶ファミリー』は、土偶の説明資料として大英博物館に展示されている[3]。

1989年公開の映画『ゴジラvsビオランテ』以降、東宝製作の特撮映画におけるキャラクターデザインや絵コンテも手がけている[1]。

2022年1月22日から2月13日まで、初の西川の漫画作品を中心とした原画展「西川伸司原画展 FANTASTIC SPACE!」の開催が決定している[2]。それと同時に西川の画業33周年を記念して、『メモリアル図録画集』の発行を目標としたクラウドファンディングを実施[2]。

父親が印刷業を営んでいた影響から自身も絵を描くようになり、幼少期は印刷ミスの綴などでパラパラマンガを描くなどしていた[4]。西川自身は自覚していなかったが、後に漫研の先輩からこれが画力の秘訣であると指摘されたという[4]。また、パラパラマンガを描いていた影響で頭の中で描いた立体的なイメージを自由な角度で描けるようになったといい、後年ライブドローイングで資料なしに自在な角度で怪獣を描くことに応用している[4]。

絵の影響を受けた人物として松本零士、安彦良和、湖川友謙、高橋留美子を挙げている[4]。

子供の頃から生き物が好きで、生物図鑑で知識を得たり、実際に多数の生き物を飼うなどしており、後に怪獣をデザインする際にも生物としての構造や生態にこだわることが多い[4]。

主な漫画作品[編集]

参加作品[編集]

特撮映画[編集]

特撮テレビドラマ[編集]

テレビアニメ[編集]

ゲーム[編集]

その他の参加作品[編集]

未制作作品[編集]

テレビ出演[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f 平成ゴジラクロニクル 2009, pp. 234–235, 「第7章 平成ゴジラシリーズを作った男たち 西川伸司」
  2. ^ a b c “西川伸司のマンガにフォーカスした初の原画展、画集発行を目指すクラファンも始動”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年12月21日). https://natalie.mu/comic/news/458727 2021年12月21日閲覧。 
  3. ^ 「聖☆おにいさん」展示の件、大英博物館に聞いてみようかと – ハッピー・トラベルデイズ
  4. ^ a b c d e 西川伸司 2019, pp. 174–175, 「西川伸司インタビュー」
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m 西川伸司 2019, p. 172, 「作品紹介」
  6. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 西川伸司 2019, p. 173, 「作品紹介」
  7. ^ “NHK：特撮ヒーロードラマ制作 主演は“ジオウ”奥野壮 ヒロインに“トクサツガガガ”小芝風花” (日本語). MANTANWEB. 2021年3月25日閲覧。
  8. ^ 西川伸司 2019, p. 30, 「File002 1993 ゴジラVSメカゴジラ」
  9. ^ 西川伸司 2019, p. 60, 「Column-[4] 『遠い海から来たCOO』のプレシオサウルスの子ども」

参考文献[編集]

外部サイト[編集]