さくら署の女たち – Wikipedia

さくら署の女たち』(さくらしょのおんなたち)は、2006年9月9日にテレビ朝日系「土曜ワイド劇場」で特別企画として制作・放送されたドラマ。主演は高島礼子。

2007年7月11日から9月13日まで連続ドラマとして放送された。

キャッチコピーは「ここの刑事課、女だらけ。

土曜ワイド劇場[編集]

サブタイトルは「5人の美人女刑事の華麗なる殺人捜査! 3つの死体に仕組まれた二重逆転トリック」。

キャスト[編集]

警視庁さくら警察署[編集]

倉崎冴子
演 – 高島礼子
さくら署刑事。愛称は「キバ子さん」(『冴』という字に『牙』が入っているため)。階級は巡査部長。3歳の頃に姉を事件で亡くしている(事件は未解決)。家族は夫と息子・修太がいる。通勤は自転車で、来る時も帰る時も台風のようだと千夏に表現されている。
榊美和
演 – とよた真帆
さくら署刑事。階級は巡査部長。自信満々で自分の意見を無理に通すタイプなため、夫に逃げられた過去がある[1]
平石和子
演 – 岡本麗
さくら署刑事。呼称は「和子さん」。息子がいる。
西原千夏
演 – 前田愛
さくら署刑事。階級は巡査。
間島圭介
演 – 半田健人
さくら署刑事。階級は巡査。職場の華的存在。
藤森ゆか
演 – 比企理恵
さくら署鑑識課員。
瀬戸浩
演 – 伊東四朗(友情出演)
さくら署刑事。冴子の姉の事件を当時担当していて、今もその犯人の行方を捜している。冴子とはその当時に会っているのだが,3歳だった彼女は覚えていない様子。職場にある筋肉トレーニング用の道具で体を鍛えている。
藤堂冬子
演 – 眞野あずさ
さくら署刑事課長。女性が多い職場になったのは、瀬戸と優秀な人材を選んでいたら、結果的にそうなっただけとの事。

倉崎家[編集]

倉崎修三
演 – 小林すすむ
冴子の夫。息子が生まれた際、冴子に仕事を辞めるように言った事もあったが、彼女の熱意に押され、今では理解を示している。
倉崎菊子
演 – 中村玉緒(特別出演)
修三の母。家で書道教室「倉崎書道教室」を開いているが、年々生徒が減少していく事を気にしている。倉崎家の家事を時々代行しているも、150円〜1000円という細かな料金制である。

その他[編集]

スタッフ[編集]

連続ドラマ[編集]

警視庁捜査ファイル さくら署の女たち』は、2007年7月11日から9月13日まで毎週水曜日21:00 – 21:54に、「水曜21時」枠で放送された。

夏の単独作品第3弾。テレ朝水曜21時枠刑事ドラマシリーズ初の女性中心のドラマとして注目された。

キャスト[編集]

警視庁さくら警察署[編集]

逢沢花
演 – 高島礼子
さくら署刑事課刑事。階級は巡査部長。年齢は39歳(第2話で誕生日を迎えているシーンがある)。家族や困った人を助けたいという気持ちが強い。直観力に優れるが、熱くなり過ぎることがある。出世よりも、捜査の現場にできるだけ長くいたいと思っている。パソコンは苦手で、書く字は読みづらいと同僚に指摘されている(本人いわく、個性的でかわいい字)。料理は一切しない。
谷川真琴
演 – とよた真帆
さくら署刑事課刑事。階級は巡査部長。独身。クールで、結婚で家族に縛られるのが嫌。非番の日でも出勤して捜査資料の整理をしているため、松永から注意を受けている。
美濃部八重子
演 – はしのえみ
さくら署鑑識課主任。独身。隣にある刑事課によく出入りしている。
夏木圭輔
演 – 佐藤祐基
さくら署刑事課刑事。階級は巡査。「圭輔」と呼ばれる事が多い。似顔絵、パソコンが得意。
松永鉄哉
演 – 木村元
さくら署総務課課長。捜査過程での心配事でよく悩んでいる。
村園智明
演 – モト冬樹
さくら署刑事課刑事。階級は警部補。パソコンが苦手。
兵藤望美
演 – 岡本麗
さくら署刑事課刑事。階級は警部補。警視庁が誇るお局的存在で自称アゲマン。かつてコンビを組んだ人物は出世しているようで、コンビを組む圭輔にも早くなるようにと願っている。パソコンが苦手。
泉田涼子
演 – 眞野あずさ
さくら署刑事課刑事課・鑑識課課長。階級は警部。自らの非は非として認める大人的な部分がある。花が捜査に専念できるのは、「鼻っ柱が強いながらも、言っている事に一理ある」と彼女を認めているため。本庁の鑑識に在籍していた事がある。

逢沢家[編集]

逢沢正継
演 – 小林すすむ
花の夫。逢沢家の婿で「キッチンあいざわ亭」のシェフ。花からは「マーちゃん」と呼ばれている。綾野の夫が生前の頃から、店で働いている。最近は店の調理場を任されている。
逢沢美咲
演 – 朝日梨帆
花の娘。
逢沢綾野
演 – 中村玉緒
花の母。「キッチンあいざわ亭」を経営。本来は花が店を継いで欲しいと思っていただけに不満な点もあるが、婿である正継が後を継いでくれそうなので少しは安心している。早合点だが家族思い。

ゲスト[編集]

第1話「殺人刑事」
第2話「3+1=1の殺人」
第3話「空飛ぶ殺人指紋!? 娘に捧ぐ夫婦の復讐愛」
第4話「女検事を殺した蘭! / 花粉のワナ」
  • 堀切ナツ(東京地検第一支部公判課検事) – 東ちづる
  • 加藤木忠(警視庁滝沢警察署 刑事) – 渡辺哲
  • 細野秋子(東京地検第一支部公判課課長) – 石井苗子
  • MC – 池崎美盤
第5話「殺人フラダンス! 花の粘液の謎と略奪愛」
  • 立花佐和子(フラダンス講師) – 有森也実
  • 立花俊之(フラカンパニー主宰者) – 天宮良
  • 野上由利恵(フラダンサー) – 松永京子
  • 北村千恵(フラダンサー) – 真由子
  • 飯塚ひより
  • 不二子
第6話「狙われた人妻! 火傷で死んだ刺殺体の謎」
第7話「疑惑のカリスマ主婦 殺人レシピ」
第8話「私が愛した殺し屋」
  • 北山吾郎(探偵・元刑事) – 片岡鶴太郎
  • 梶原亜矢子(梶原家長男光一郎の未亡人) – 原久美子
  • 梶原公二(梶原家次男・梶原ビル計画 社長) – 春田純一
  • 梶原雄三(梶原家三男・梶原ファンド 社長) – 鷲生功
最終話「謎の銃弾!! 最終標的は刑事の母」

スタッフ[編集]

放送日程[編集]

各話 放送日 サブタイトル 脚本 監督 視聴率
第1話 2007年7月11日 殺人刑事 今井詔二 五木田亮一 11.5%
第2話 2007年7月18日 3+1=1の殺人 08.9%
第3話 2007年7月25日 空飛ぶ殺人指紋!? 娘に捧ぐ夫婦の復讐愛 岩下悠子 伊藤寿浩 09.0%
第4話 2007年8月01日 女検事を殺した蘭! / 花粉のワナ 櫻井武晴 10.5%
第5話 2007年8月08日 殺人フラダンス! 花の粘液の謎と略奪愛 坂口理子 津崎敏喜 09.1%
第6話 2007年8月15日 狙われた人妻! 火傷で死んだ刺殺体の謎 いずみ玲 伊藤寿浩 07.4%
第7話 2007年8月29日 疑惑のカリスマ主婦 殺人レシピ 渡辺雄介 10.6%
第8話 2007年9月05日 私が愛した殺し屋 田子明弘 津崎敏喜 07.9%
最終話[3] 2007年9月13日 謎の銃弾!! 最終標的は刑事の母 渡辺雄介 07.8%
平均視聴率 9.2%(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)

関東地区以外の最終回放送日[編集]

2007年9月12日に放送予定だった最終回(第9話)は系列局の編成上の都合により、ネット局では放送日が変更されて放送された。

  • 9月13日(13:59 – 14:55、テレビ朝日と同じ)
  • 9月13日(13:55 – 14:53)
  • 9月14日(10:30 – 11:25)
  • 9月14日(14:00 – 14:55)
  • 9月14日(16:00 – 16:54)
  • 9月15日(7:00 – 8:00)
  • 9月15日(9:30〜10:25)
  • 9月15日(15:00 – 15:55)
  • 9月17日(14:00 – 14:55)
  • 9月17日(15:05 – 16:00)
  • 9月18日(14:00 – 14:55)
  • 9月18日(15:00 – 15:55)
  • 9月20日(16:00 – 16:53)
  • 9月21日(10:50 – 11:45)
  • 9月21日(13:55 – 14:50)
  • 9月21日(15:59 – 16:54)
  • 9月22日(16:00 – 16:55)
  • 9月25日(9:55 – 10:50)
  • 9月28日(13:55 – 14:50)

系列外の放送時間[編集]

※はテレビ朝日系列のクロスネット局

  • 火曜 22:00 – 22:54
  • 水曜 25:05 – 26:00
  • 土曜 22:00 – 22:54
  1. ^ 西原がこの事を暴露してしまうシーンがある。
  2. ^ プロフィール – テアトルアカデミー(アーカイブ)
  3. ^ (13:59 – 14:55、関東広域・中京広域・福島基準)2007年9月12日に放送予定だったが、安倍総理辞任表明に伴う「報道ステーション」の繰り上げ(ANN報道特別番組)に伴う措置。関東地区以外は別の日時で振替放送。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]