美杉温泉 – Wikipedia

美杉温泉(みすぎおんせん)は、三重県津市美杉町竹原中野地区(旧国伊勢国)に所在する温泉。

同じ津市美杉町八知に所在する火の谷温泉(美杉リゾート)とは、経営も泉質もまったく異なる。

効能[編集]

ナトリウムを大量に含み、特に皮膚病に効能がある。

美杉温泉がいつ頃から存在したのか確かな文献は存在しないが、一説には弘法大師(空海)が伊勢行脚の折にこの地を訪れ、霊感を受けて地面を杖で突いたら、温泉が湧き出したとの開湯伝説がある。

以前は、県道15号より旧道へ行き、北西側へ入ったところに一軒宿「女神荘」(収容20名、7室)が存在したが、2004年2月に老朽化により閉館し、現在は入浴することができない。

温泉自体は、地区の共有財産であり、女神荘が地区に使用料を支払って温泉を引き込んでいた。

源泉は、女神荘の裏山を登ったところに存在するが、草深く、ニホンザルやツキノワグマ、ニホンマムシが出没するため、訪問はお勧めしない。(上記のように、温泉自体が地区の共有財産であるため、不法侵入にあたる恐れもある。)また、女神荘自体も閉館はしているが、元経営者家族が管理は行っており、勝手に侵入したりすると、不法侵入に問われる恐れがある他、建物自体がかなり老朽化しており、倒壊する危険性も考えられる。

アクセス[編集]

関連項目[編集]