トランス・アトランティック・ツアー – Wikipedia

トランス・アトランティック・ツアー (TRANS ATLANTIC TOUR) とは、日本の音楽グループ「イエロー・マジック・オーケストラ (YMO)」が1979年に行った、最初の世界公演の名称。

  • 通称「第1回ワールド・ツアー」とも呼ばれる。
  • ライヴハウスやディスコ主体のツアーであった。
  • 10月16日のロンドン公演当日は開演2時間前まで会場が停電になっていた[1]
  • 10月24日のロンドン公演は10月16日の公演に入りきれなかったファンの為に急遽西ベルリン公演をキャンセルして組まれた。
  • 11月3日はフィラデルフィア / ホット・クラブ公演が予定されていたが、スペースの問題やツアーの先行班が店を訪れた際、会場が汚かったうえ、応対した男の後ろに裸の女性が見えたなど店内の環境が劣悪であったため中止になった[1]
  • 11月7日には、前日のニューヨーク / ザ・ボトムラインの様子がアメリカABCテレビのニュースで放送され、「日本のビートルズ」と紹介された。

サポート・メンバー[編集]

  • 矢野顕子 – バックボーカル、キーボードを担当したほか、自らのオリジナル「在広東少年」を披露した。ツアー中は妊娠していた。
  • 渡辺香津美 – ギターを担当。ライブアルバム『パブリック・プレッシャー』では契約の都合上、ギターパートが削除される騒動があった。
  • 松武秀樹 – シンセサイザー・プログラマー。

関連項目[編集]

注釈[編集]

  1. ^ テレビ番組「コーラス」公開録画
  2. ^ ラジオ番組「ディスコ ’79」公開録音
  3. ^ 追加公演
  4. ^ 1日2公演
  5. ^ キャンセルされた
  6. ^ 通称「凱旋公演」と呼ばれる

出典[編集]

  1. ^ a b 「コンパクトYMO」より。