水橋町 – Wikipedia

水橋町(みずはしまち)は、かつて富山県中新川郡に存在した町。現在は富山市の一部。

古くからの漁業、農業が盛んであった地域である。1966年(昭和41年)の水橋町廃止後、富山県では38年間にわたって廃止される自治体がなかった。そのため、水橋町の富山市編入は事実上「昭和の大合併における富山県最後の合併」である。

  • 近世には天然の良港として船舶が集まる宿場町だった。
  • 明治時代から昭和初期までは、五百石船や千石船が水橋川の河口から北海道や樺太などに出航していた。
  • 1918年(大正7年)7月 – 全国に先駆けて米騒動を起こした。
  • 1940年(昭和15年)11月15日 – 中新川郡東水橋町、西水橋町、下条村が合併して水橋町が成立。
  • 1954年(昭和29年)4月1日 – 中新川郡上条村、三郷村と合併し、水橋町を新設。
  • 1965年(昭和40年)11月1日 – 滑川市、中新川郡上市町との境界の一部を変更。
  • 1966年(昭和41年)5月1日 – 富山市に編入され消滅。

1960年(昭和35年)の水橋町には以下の映画館が存在した[1]

  • 水橋映画劇場 – 映画館(〜1960年代)。

参考文献[編集]

  • 『市町村名変遷辞典』東京堂出版、1990年。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]