松田咲實 – Wikipedia

松田 咲實(まつだ さくみ、1948年 – )は、日本の元声優事務所養成所経営者・マネージャー・芸能プロモーター。元日本芸能マネージメント事業者協会副理事長。宮城県栗原市出身。

来歴・人物[編集]

詩人を目指し上京、電話番のアルバイトとして東京俳優生活協同組合(俳協)に入社、マネージャー生活を送り、俳協とNHKプロモートサービス(現NHKプロモーション)との業務提携により設立された声優プロダクション「NPSテアトル」のマネージメント総責任者として兼務出向、1984年出向終了とともに俳協を退社し、アーツビジョン(アーツ)を設立。その後、1990年に付属養成所を日本ナレーション演技研究所とし、1997年には新たにグループ事務所としてアイムエンタープライズ(アイム)を設立した。

所属タレントの音楽活動におけるエグゼクティブプロデューサーも務めていた。レコード会社によっては、会社在籍のエグゼクティブプロデューサーと連名になっているケースもあった。また、キングレコードスターチャイルドレーベルで大月俊倫がエグゼクティブプロデューサーである場合は、松田は除外されることが多かった。

2006年12月に、オーディション受講者の16歳の少女に合格を条件にわいせつ行為を行った容疑で、2007年4月4日に逮捕(持病により釈放)された。同年5月28日に書類送検されると共に、翌日報道されて事件が公となった。松田は「かわいいのでやった」と容疑を認めた。ちなみにこの少女は不合格となっていた[1][2][3]。この不祥事により、2007年5月30日にアーツやアイムなどの社長職などを辞任した。なお、この事件は、最終的には不起訴処分となっている[4]