第23回国民体育大会 – Wikipedia
第23回国民体育大会(だい23かいこくみんたいいくたいかい)は、1968年に開催された国民体育大会である。冬季スキー競技大会のスローガンは「心をこめて迎えよう白馬国体」、夏季・秋季大会のテーマは「新しい時代をひらく国体」、スローガンは「明るく、清く、たくましく」。明治100年の記念年にあたることから、正式名称は明治百年記念第二十三回国民体育大会である[1]。
当時の福井県の人口は約75万人で、人口100万人以下の県で初めて開催された大会となった。足りないところは真心で補おうと県民総参加で取り組んだ結果「親切国体」とも呼ばれ、天皇杯を獲得して大会自体も大成功を収めた[2]。
入場行進の際には、天皇・皇后がロイヤルボックスに着席した。
行進曲には「この明るさの中にゆけ」「イッチョライ節」「福井音頭」が流れた。
冬季大会[編集]
スケート競技会[編集]
第23回国民体育大会冬季大会スケート競技会は、1月25日~1月28日に北海道帯広市で開催された。[3]
実施競技・会場一覧[編集]
スキー競技会[編集]
第23回国民体育大会冬季大会スキー競技会は、2月15日~2月18日に長野県白馬村で行われた。テーマは「清新・協調・歓喜」、スローガンは「心をこめて迎えよう白馬国体」。
実施競技・会場一覧[編集]
夏季大会[編集]
実施競技・会場一覧[編集]
秋季大会[編集]
実施競技・会場一覧[編集]
総合成績[編集]
天皇杯[編集]
- 1位 – 福井県
- 2位 – 東京都
- 3位 – 埼玉県
皇后杯[編集]
- 1位 – 東京都
- 2位 – 愛知県
- 3位 – 大阪府
主な出来事[編集]
- 1967年、国体実行委員会が大会ポスターを公募し、一位に選ばれた作品が、後に東京オリンピックの障害走競技の写真を裏焼きしたものであることが判明。改めて審査のやり直しが行われた≤[4]。
参考文献[編集]
- 『国民体育大会の歩み』1980年3月1日増補改定版 発行:都道府県体育協会連絡協議会 監修:日本体育協会 144ページ
- 第23回大会 – 日本体育協会
- 日本体育協会 – アーカイブス (PDF)
- 『第23回明治百年記念国民体育大会報告書』1969年3月15日発行:第23回国民体育大会福井県実行委員会
- 『福井県大百科事典』1991年6月30日発行:福井新聞社
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