ギャルリ・ミレー – Wikipedia
HOKUGINギャルリ・ミレー(ホクギン ギャルリ・ミレー、HOKUGIN GALERIE MILLET)は、富山県富山市中央通りにある、ジャン=フランソワ・ミレー(JFミレー)とバルビゾン派の絵画作品を中心とする美術館。富山県博物館協会会員。通称はギャルリ・ミレーで、施設案内ではこの名称が使用される[1]。
富山市中心市街地の賑わいを創生しようと、北陸銀行が所有するジャン=フランソワ・ミレーとバルビゾン派の絵画作品を展示するため設立し、2012年(平成24年)9月1日に中央通りさんぽ〜ろ商店街の中ほどにある、ルシーダタワー1階に開館した街なかの小さな美術館である[2][3]。
美術館の空間は、北陸銀行が提供し、運営は、富山県、富山市、富山大学、中央通商店街振興組合などで構成された任意団体である、ギャルリ・ミレー運営委員会が行っている[2][3]。
小さな美術館ではあるが、ミレーの作品は、大作「羊の毛を刈る女」を含め14点[3]、そのほかバルビゾン派の、ジャン=バティスト・カミーユ・コロー、シャルル=フランソワ・ドービニー、ジュール・デュプレ、写実主義の画家ギュスターヴ・クールベなどの作品を39点、計53点を所蔵しており[3]、20〜30点を常設展示し年2回ほど入れ替えられる。
また、企画展示コーナーでは各種企画展を開催している。
主な所蔵作品[編集]
ジャン=フランソワ・ミレー[編集]
- 「羊の番人」 1840年 - 1845年頃
- 「母と子」 1843年 - 1845年頃
- 「森の中の恋人たち」1843年 - 1847年頃
- 「丘の上の羊飼い、夕方の効果」 1847年 - 1850年頃
- 「羊の毛を刈る女」 1860年頃
- 「兎のいるアプルモン渓谷の日の出」 1860年 - 1862年頃
- 「洗濯する女」
- 「牛に水を飲ませる農婦」
- 「夕暮れの村の道」
- 「釣り人と青い服の少女」
- 「オイディプスとアンティゴネ」
- 「鵞鳥番の少女」
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー[編集]
- 「森の中の水飲み場」 1872年頃
- 「田園の夕暮れ」
シャルル=フランソワ・ドービニー[編集]
- 「ブゾンの小島」 1851年
- 「セーヌの川辺」
- 「モレ=シュル=ロワンへの道」
ジュール・デュプレ[編集]
- 「風車のある風景」 1850年代前半
- 「池で水を飲む牛」 1870年代初め
- 「昼下がりの牧場」
- 「たそがれ」
ギュスターヴ・クールベ[編集]
- 「水の中の二人」
- 「岩山の風景、ジュラ」
- 「柳」
- 「メジエール近郊」
- 「海岸風景」
- 「山間の滝」
その他の作品[編集]
など
展示室・施設[編集]
- 常設展示室
- 企画展示コーナー
- エントランス、ロビー、受付、事務室など
- 駐車場なし
開館時間および休館日[編集]
- 開館時間
- 10時から17時(入館は16時30分まで)
- 休館日
交通アクセス[編集]
参考文献[編集]
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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