バヤモ – Wikipedia

バヤモ(スペイン語:Bayamo)は、キューバのグランマ州の州都。
2015年の人口は15万8905人[2]で、国内8位。
キューバ国歌の「バヤモの歌」で歌われている。

バヤモ川に面しており、激しいバヤモ風英語版が吹く。

1513年11月15日に建設された。
これは、スペインのコンキスタドールであるディエゴ・ベラスケス・デ・クエリャルが建設した7つの都市の内2つ目である[3]

1540年、バスク人地主のFrancisco Iznaga[4]が市長に就任した。

16世紀には、島の農業と商業で最重要拠点の1つだった。
内陸にある事でカリブ海の海賊の脅威が少なく、海沿いのサンティアーゴ・デ・クーバが襲われた事で、バヤモの重要性は更に高まった。

17世紀初頭には、カウト川を通じて200t級の貨物船が通行する事でバヤモは栄えた[3]

1616年、大洪水が起き、カウト川が航行不能になった。
しかし、マンザニロ英語版を通じたキュラソー島やジャマイカとの貿易は、18世紀まで続いた[3]

1827年、市に昇格した。

1868年~1878年の第一次キューバ独立戦争では、強固な要塞が築かれた。

通勤者の15%のみが自動車やバイクを用い、39%が免許制の馬車を利用する。
残りは自転車や自転車タクシーを用いる[5][6]

カルロス・マヌエル・デ・セスペデス

トマス・エストラーダ・パルマ

ペルチョ・フィゲレド
  1. ^ Guije.com. “Bayamo” (スペイン語). 2007年10月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年10月6日閲覧。
  2. ^ City Population閲覧日:2017年2月23日
  3. ^ a b c  この記述にはアメリカ合衆国内で著作権が消滅した次の百科事典本文を含む: 

    Chisholm, Hugh, ed. (1911). “Bayamo“. Encyclopædia Britannica (英語). 3 (11th ed.). Cambridge University Press. pp. 553–554.

  4. ^ Jorge Iznaga. FRANCISCO IZNAGA Iznaga Genealogy (IZNAGA – 1420 – Present), Retrieved 5 December 2012.
  5. ^ Getting the carriages out, Cuban-style” (2004年). 2011年6月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年5月24日閲覧。
  6. ^ Bayamo, an unacknowledged leader in horse dependent/ ecological transport”. 2011年6月7日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2009年12月1日閲覧。