アリオ八尾 – Wikipedia

南西角より(2008年2月24日)

アリオ八尾(アリオやお)は、大阪府八尾市に所在する複合商業施設である[2]

概要

イトーヨーカ堂と三井物産の共同出資会社であったモール・エスシー開発(現:セブン&アイ・クリエイトリンク)が新業態「アリオ」として運営する大型ショッピングセンターであり、アリオとしては5店舗目、関西地区では初の出店となる。2006年(平成18年)12月4日に営業を開始した[2]

開業時点ではイトーヨーカドーを核店舗として160以上のテナントが出店しており[2]、地上5階建てで小売店舗面積は41,000m2である[2]

コクヨ八尾工場跡地に建設された[3]。施設の設計・施工は竹中工務店。

核店舗はイトーヨーカドーアリオ八尾店[1]。その他の主要施設として、座席数で関西最大規模となるシネマコンプレックス・MOVIX八尾(12スクリーン・2,436席)[1][4]、トヨタ自動車とダイハツ工業の販売店5社を集めたオートモール(サービス工場併設の自動車ショールーム)がある[1]。但しオートモールに関しては、ダイハツが2018年10月9日に、大阪トヨタを除くトヨタ系販売店3社が2019年1月14日に撤退しており、残る大阪トヨタが2019年6月20日まで仮店舗で営業を行い、同日リニューアルオープンした。

最寄駅は近鉄大阪線近鉄八尾駅[1]。隣接地には同じセブン&アイ・ホールディングスグループ企業であるそごう・西武が運営する西武八尾店があり、アリオ・西武・近鉄八尾駅を相互に結ぶペデストリアンデッキを設けるなどグループ内で相乗効果を狙ったが、むしろ西武の顧客がアリオに流出する逆効果となり、2017年にテナントを残して西武は撤退、LINOASに転換した[5][6]

1Fには交通広場(ロータリー)が設けられ、路線バスやタクシー乗り場のほか、JR八尾駅、JR久宝寺駅、JR志紀駅からのバスが運行されている。

なお、2019年4月現在は館内の「超改装」が実施されている[7]

主なテナント

出店テナント全店の一覧・詳細情報については公式サイト「ショップガイド」を参照。

アクセス

道路

鉄道

バス

1Fに「アリオ八尾バスターミナル」が設けられており、近鉄バスの運行拠点の一つとなっている他、大阪バスの路線も乗り入れている。

近鉄バス

  • 44番(若江岩田・荒本駅前・JR住道経由 萱島行き)
  • 94番(高砂住宅行き)

昼間以外の時間帯はアリオ八尾には乗入れず、近くにある光町二丁目から利用することが可能。

運行経路上、アリオ八尾に乗入れない70番(藤井寺駅行き)は近鉄八尾駅前から利用することが可能。

大阪バス

  • 八尾志紀線(八尾プリズムホール・曙川コミセン前・アクロスプラザ北口経由 JR志紀駅行き)

運行経路上、アリオ八尾に乗入れない布施八尾線(布施駅南口行き)は近鉄八尾駅から利用することが可能。

周辺施設

脚注

関連項目

外部リンク