逗子 (逗子市) – Wikipedia

逗子(ずし)は、神奈川県逗子市の町名である。現行行政地名は逗子一丁目から逗子七丁目で、住居表示が実施されている。郵便番号は249-0006[3]

逗子市の中心部、JR横須賀線逗子駅の南側に位置し、逗子駅前から扇状に1~7丁目が広がる。北西から2・3丁目境、4・5丁目境、6丁目と桜山8丁目境を流れる田越川は桜山と新宿の間で逗子湾(相模湾)に注ぐ。逗子5丁目の田越川右岸に京急逗子線逗子・葉山駅があり、逗子市役所は逗子・葉山駅北口に近い。東の横須賀市田浦方面からの神奈川県道24号横須賀逗子線は3・4丁目境、2・5丁目境を通って逗子駅前のロータリーに入り、南西に向かい1・5丁目境、銀座通り入口交差点で南に向きを変え、5・6丁目境を通って桜山に抜ける。さらに田越橋交差点で西に折れ、田越川左岸を通り渚橋交差点で国道134号に合流する。逗子駅前と銀座通り入口交差点の間は逗子市随一の繁華街「逗子銀座商店街」で、銀座通り入口から逗子駅前方向の一方通行である。逗子駅前から鎌倉葉山線への一方通行の「なぎさ通り」も商店街を形成している[5]。北西の鎌倉市方面からの神奈川県道311号鎌倉葉山線は、銀座通り入口交差点と田越橋交差点の間で横須賀逗子線と合流し、田越橋からは直進して葉山町方面へ抜ける。横浜銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行はいずれも逗子駅前に店舗を有し、逗子郵便局は6丁目に位置する。4丁目に逗子市立逗子小学校、6丁目には私立の聖マリア小学校がある。

1889年(明治22年)4月1日、市町村制施行により逗子村を含む7つの村が合併して三浦郡田越村が成立。この際に、逗子はその大字となる。田越村は1924年(大正13年)4月1日に逗子町へ改称。1943年(昭和18年)4月1日に横須賀市に編入されたのち、1950年7月1日に旧逗子町域が横須賀市から分離独立し、再び逗子町となる。1954年4月15日、単独市制を施行し、逗子市となる。1965年5月1日に大字逗子を中心に逗子1~7丁目が設けられた[6]

世帯数と人口[編集]

2018年(平成30年)2月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]

丁目 世帯数 人口
逗子一丁目 285世帯 586人
逗子二丁目 343世帯 777人
逗子三丁目 161世帯 350人
逗子四丁目 632世帯 1,405人
逗子五丁目 357世帯 754人
逗子六丁目 335世帯 773人
逗子七丁目 813世帯 1,813人
2,926世帯 6,458人

小・中学校の学区[編集]

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[7]

鉄道[編集]

道路[編集]

参考文献[編集]

  • 『県別マップル14 神奈川県道路地図』昭文社、2016年、69-70頁。

    ISBN 978-4-398-62683-7。

  • 『角川日本地名大辞典 14 神奈川県』角川書店、1984年6月8日、511-512,1200頁。