グレゴール・ガレスピー – Wikipedia

グレゴール・ガレスピーGregor Gillespie、1987年3月18日 – )は、アメリカの男性総合格闘家[2]。ニューヨーク州ウェブスター出身。ロングアイランドMMA/ベルモア・キックボクシング・アカデミー所属。UFC世界ライト級ランキング8位。グレゴール・ギレスピーとも表記される。

ニューヨーク州ウェブスターでアメリカ人の父親とドイツ人の母親との間に生まれる。幼少期からレスリングを経験し、高校時代はニューヨーク州王者に2度輝き、238勝11敗の戦績を残した[1]

高校卒業後はエディンボロ大学に進学し、レスリングのNCAAディビジョン1で2007年に王者となり[3]、オールアメリカンにも4度選出された。大学時代の勝率は9割を超え学校記録を作った[1]

2011年から総合格闘技のトレーニングを始めるが、怪我や病気が重なりプロデビューは2014年となった[1]

UFC[編集]

2016年9月24日、UFC初参戦となったUFC Fight Night: Cyborg vs. Lansbergでグライコ・フランサと対戦し、3-0の判定勝ち。

2017年4月8日、UFC 210でとアンドリュー・ホルブルックと対戦。左フックでダウンを奪いパウンドで開始21秒のKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2017年9月16日、UFC Fight Night: Rockhold vs. Branchでジェイソン・ゴンザレスと対戦し、肩固めで2R一本勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2018年6月1日、UFC Fight Night: Rivera vs. Moraesでヴィンス・ピシェルと対戦し、肩固めで2R一本勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。

2019年11月2日、UFC 244でライト級ランキング10位のケビン・リーと対戦し、左ハイキックで1RKO負け。キャリア14戦目にして初黒星を喫した。

2021年5月7日、約1年半ぶりの復帰戦となったUFC on ESPN: Rodriguez vs. Watersonでライト級ランキング12位のディエゴ・フェレイラと対戦。激しいスクランブル合戦を繰り広げ、2RにバックマウントからのパウンドでTKO勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。なお、この試合はフェレイラが4.5ポンドの体重超過をしたため、ファイトマネーの30%をガレスピーに譲渡する条件で行われた。

総合格闘技 戦績
15 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
14 7 5 2 0 0 0
1 1 0 0 0

獲得タイトル[編集]

  • レスリング NCAAディビジョン1 オールアメリカン(2006年、2007年、2008年、2009年)
  • UFC ファイト・オブ・ザ・ナイト(2回)
  • UFC パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト(2回)[1]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]