羽合町 – Wikipedia

はわいちょう
羽合町
はわい温泉
羽合町旗 羽合町章
廃止日 2004年(平成16年)10月1日[1]
廃止理由 新設合併
羽合町、東郷町、泊村 → 湯梨浜町[1]
現在の自治体 湯梨浜町[1]
廃止時点のデータ
日本
地方 中国地方、山陰地方
中国・四国地方
都道府県 鳥取県
東伯郡
市町村コード 31361-1
面積 12.23km2.
総人口 8,011
(2003年)
隣接自治体 倉吉市、東郷町、泊村、北条町
羽合町役場
所在地 682-0792
鳥取県東伯郡羽合町久留19番地1

旧羽合町役場庁舎位置

外部リンク 羽合町(Internet Archive)
座標

北緯35度29分24秒 東経133度51分53秒 / 北緯35.48992度 東経133.86469度 / 35.48992; 133.86469座標: 北緯35度29分24秒 東経133度51分53秒 / 北緯35.48992度 東経133.86469度 / 35.48992; 133.86469

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羽合町(はわいちょう)は、鳥取県の中央付近にかつて存在していた町である。東伯郡に属した。

2004年(平成16年)10月1日に、同郡の泊村、東郷町と合併して湯梨浜町となった[1]。東郷湖畔の羽合温泉が有名。人口は8,011人、面積は12.23km2(2003年)。ハワイ州ハワイ郡(アメリカ合衆国)と、町名が同じ「はわい」であることから1996年に姉妹都市提携。羽合町内にはヤシの木の並木がある。

羽合平野には条里制の区画割りがはっきり残る。中央部の条里制が崩れている場所が天神川の旧河道で、羽合町の中心市街地。(○印が町役場)

町域のほとんどは羽合平野と呼ばれる平野部にあり、条里制に基づく整然とした区画割りの農地が広がっている。中心市街がある場所は、かつての天神川の河道にあたり、江戸時代に河道改修で埋め立てられた場所のため、その地域だけが区画割が整然としていない。

町の東には東郷池があり、池の対岸が旧東郷町である。北は日本海だが、海沿いに羽合砂丘(北条砂丘の一部)が広がっている。

西端は天神川を挟んで旧北条町(現在は北栄町の一部)である。南西側は倉吉市である。海岸部では東の旧泊村と接している。

羽合という地名の由来は少なくとも鎌倉時代にまでさかのぼる。正嘉2年(1258年)に作られた東郷庄絵図には伯井田の地名が確認され、この地名が訛って変化し、羽合になったとみられる。天正8年(1580年)ごろの「吉川元春書状」には「羽合田」の地名がみえることから、少なくともこの頃には羽合の地名が成立していたようである[2]

沿革[編集]

  • 1953年(昭和28年)4月1日 – 長瀬村・浅津村・橋津村・宇野村が合併して発足。
  • 2004年(平成16年)10月1日 – 泊村・東郷町と合併して湯梨浜町が発足[1]。同日羽合町廃止。

姉妹都市・提携都市[編集]

海外[編集]

  • ハワイ州(アメリカ合衆国)
    • 1996年11月17日姉妹都市提携

教育[編集]

いずれも現在は湯梨浜町立。

小学校[編集]

  • 羽合町立羽合東小学校
  • 羽合町立羽合西小学校
    • 上記2校は湯梨浜町合併後の2006年4月に統合され、羽合小学校となっている。

中学校[編集]

  • 羽合町泊村中学校組合立北溟中学校

鉄道路線[編集]

鉄道路線はない。最寄り駅は西日本旅客鉄道(JR西日本)倉吉駅となる。また、東郷池の対岸には松崎駅が存在する。以前は松崎駅前までポンポン船と呼ばれる船が運航されていた。

道路[編集]

高速道路
町内にあるインターチェンジ
山陰自動車道(青谷羽合道路):はわいインターチェンジ
一般国道
町内を走る一般国道
国道9号
国道179号
都道府県道
町内を走る県道
鳥取県道185号東郷湖線
鳥取県道199号上浅津田後線
鳥取県道200号長和田羽合線
鳥取県道234号東郷羽合線
鳥取県道248号長江羽合線
鳥取県道320号羽合東伯線
鳥取県道501号倉吉東郷自転車道線
鳥取県道503号赤碕東郷自転車道線
[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e 川瀬慎一朗(2014年11月6日). “検証・合併10年:鳥取市の今/6止 単独の智頭 知恵出し活路”. 毎日新聞 (毎日新聞社)
  2. ^ 平凡社地方資料センター編『日本歴史地名大系32 鳥取県の地名』平凡社、1992年

関連項目[編集]

  • 鳥取県の廃止市町村一覧

外部リンク[編集]