田辺町 (大阪府) – Wikipedia
| たなべちょう 田辺町 |
|
|---|---|
| 廃止日 | 1925年4月1日 |
| 廃止理由 |
編入合併 西成郡・東成郡計17町27村→大阪市 （大阪市第二次市域拡張） |
| 現在の自治体 | 大阪市 |
| 廃止時点のデータ | |
| 国 |
 日本 |
| 地方 | 近畿地方 |
| 都道府県 | 大阪府 |
| 郡 | 東成郡 |
| 市町村コード | なし（導入前に廃止） |
| 総人口 |
5,238人 （国勢調査、1920年） |
| 隣接自治体 | 東成郡長居村、住吉村、天王寺村、北百済村、南百済村 |
| 田辺町役場 | |
| 所在地 | 大阪府東成郡田辺町大字南田辺 |
| 座標 |
北緯34度37分20秒 東経135度31分36秒 / 北緯34.62211度 東経135.52661度座標: 北緯34度37分20秒 東経135度31分36秒 / 北緯34.62211度 東経135.52661度 |
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田辺町（たなべちょう）は、大阪府東成郡にあった町。現在の大阪市東住吉区西今川の北部、駒川の北部、北田辺、田辺、東田辺、南田辺、山坂および阿倍野区桃ヶ池町、長池町、西田辺町におおむね該当する。
村名は古代の郷名「田辺」（田部とも表記）に由来する。
沿革[編集]
- 1663年（寛文3年） – 住吉郡松原新田、猿山新田が開発される。
- 1889年（明治22年）4月1日 – 町村制施行により、住吉郡北田辺村、南田辺村、松原新田、猿山新田が合併して田辺村が発足。大字南田辺に村役場を設置。
- 1896年（明治29年）4月1日 – 郡の統廃合により、所属郡が東成郡に変更。
- 1910年（明治43年） – 大字松原新田、猿山新田を松原、猿山に改称。
- 1914年（大正3年）4月1日 – 町制を施行して、東成郡田辺町となる。
- 1925年（大正14年）4月1日 – 大阪市に編入され、住吉区北田辺町、南田辺町、松原町、西田辺町となる。同日田辺町廃止。
- 1929年（昭和4年） – 西今川町、駒川町、田辺東ノ町、田辺本町、田辺西ノ町、山坂町の新町名が起立。
- 1934年（昭和9年） – 山坂西ノ町の新町名が起立。
- 1943年（昭和18年）4月1日 – 分区により、旧町域が南海山手線（現・阪和線）を境に東住吉区と阿倍野区へ転属。
- 1944年（昭和19年） – 阿倍野区桃ヶ池町の現行町名を実施。
- 1951年（昭和26年） – 東住吉区側に大塚町の新町名が起立。
- 1954年（昭和29年） – 阿倍野区長池町の現行町名を実施。
- 1980年（昭和55年） – 東住吉区西今川、駒川、北田辺、田辺、東田辺、南田辺、山坂の現行町名を実施。
鉄道路線[編集]
- 南海鉄道（現・南海電気鉄道）
- 平野線
- 股ヶ池停留場、田辺停留場
- 平野線
- 大阪鉄道
- 本線（現・近鉄南大阪線）
- 北田辺駅
- 本線（現・近鉄南大阪線）
現在は上記の他に近鉄南大阪線今川駅、JR西日本阪和線南田辺駅、鶴ケ丘駅、Osaka Metro御堂筋線西田辺駅、谷町線田辺駅が所在するが、当時は未開業。また、現在は南海平野線は廃止されている。
道路[編集]
現在は旧町域を阪神高速14号松原線が通過するが、当時は未開通。
参考文献[編集]
- 角川日本地名大辞典 27 大阪府
関連項目[編集]
- 大阪府の廃止市町村一覧
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