トーマス・コーサン・モートン – Wikipedia

トーマス・コーサン・モートン
Thomas Corsan Morton
生誕 1859年
スコットランド,グラスゴー
死没 1928年12月24日
スコットランド,カーコーディ
運動・動向 グラスゴー派

トーマス・コーサン・モートン(Thomas Corsan Morton、1859年 – 1928年12月24日)はスコットランドの画家である。スコットランドの印象派の画家で「グラスゴー・ボーイズ(グラスゴー派)」の画家の一人である。

グラスゴーで生まれた。事務員として働いた後、グラスゴー美術学校で学び、その後、ロンドン大学のスレード美術学校でアルフォンス・ルグロに学んだ。パリに移りアカデミー・ジュリアンでギュスターヴ・ブーランジェやジュール・ジョゼフ・ルフェーブルにも学んだ。スコットランドに戻った後、スレード美術学校で知り合ったウィリアム・ヨーク・マクレガーのグラスゴーのスタジオをしばしば訪れ、ジェイムズ・パタースンやエドワード・アーサー・ウォルトンらと写生旅行を行い、友人となったエドワード・ホーネルの住む、スコットランド西部のカークブリ(Kirkcudbright)やジェイムズ・ガスリーの住むCockburnspathを訪れ、絵を描いた。

ロンドンのグロスヴナー・ギャラリーでの展覧会やニュー・イングリッシュ・アート・クラブ、イギリス王立芸術家協会、王立スコットランド・アカデミーなどの展覧会に出展した。

1908年にスコットランド国立美術館の学芸員に採用され、その後ファイフ、カーコーディの Kirkcaldy Museum and Art Galleryの学芸員も務めた。カーコーディで死去した。

参考文献[編集]

  • Roger Billcliffe, The Glasgow Boys, Frances Lincoln 2008
  • ‘Career and Influence’, The Scotsman, Dec 26, 1928

外部リンク[編集]