静岡中央郵便局 – Wikipedia
静岡中央郵便局(しずおかちゅうおうゆうびんきょく)は、静岡県静岡市葵区にある郵便局。政令指定都市・静岡市の中心部、JR東海 東海道新幹線・東海道本線 静岡駅のほど近くに所在。民営化前の分類では集配普通郵便局だった。
住所:〒420-8799 静岡県静岡市葵区黒金町1-9。
政令指定都市・静岡市の中心部にある中央郵便局。
JR静岡駅前にある10階建ての当該建物は、6階までが日本郵政グループ関係、7階以上はコンサートホール「静岡音楽館AOI」として静岡市が使用している。郵便局と地方自治体施設の合築は全国で初めてのケース。
併設施設[編集]
- 1871年4月20日(明治4年3月1日) – 日本の近代郵便制度の創設とともに、静岡郵便取扱所として開設[3]。
- 1873年(明治6年) – 静岡郵便役所となる[3]。
- 1875年(明治8年)1月1日 – 静岡郵便局となる。翌日より為替取扱を開始[3]。
- 1879年(明治12年) – 貯金業務を開始[3]。
- 1885年(明治18年) – 電信取扱を開始[3]。
- 1886年(明治19年)1月4日 – 電信為替事務開始[4]。
- 1889年(明治22年)9月1日 – 静岡郵便電信局となる[3]。
- 1903年(明治36年)4月1日 – 通信官署官制の施行に伴い静岡郵便局となる[3]。
- 1940年(昭和15年)1月15日:静岡大火により局舎焼失[5]。
- 1956年(昭和31年)9月21日 – 電話通話および和文電報受付事務の取扱を開始[6]。
- 1958年(昭和38年)9月9日 – 静岡市御幸町4番地の6から静岡駅前の黒金町に移転。
- 1987年(昭和62年)7月1日 – 静岡中央郵便局に改称。
- 1991年(平成3年)10月1日 – 外国通貨の両替および旅行小切手の売買に関する業務取扱を開始。
- 1994年(平成6年)12月 – 静岡駅前広場拡張のため現在地の静岡音楽館AOIと合築の新局舎へ移転。
- 2006年(平成18年)10月1日 – 服織(はとり)郵便局から「421-12xx」区域の集配業務を移管[7]。
- 2007年(平成19年)10月1日 – 民営化に伴い、併設された郵便事業静岡支店、ゆうちょ銀行静岡店、かんぽ生命保険静岡支店に一部業務を移管。
- 2012年(平成24年)10月1日 – 日本郵便株式会社の発足に伴い、郵便事業静岡支店を静岡中央郵便局に統合。
- 2017年(平成29年)2月6日 – ゆうゆう窓口の24時間営業を廃止。
取扱内容[編集]
静岡中央郵便局[編集]
ゆうちょ銀行静岡店[編集]
かんぽ生命保険静岡支店[編集]
- 個人向け窓口業務は、郵便局が代理店として行う。
過去の風景印[編集]
- – 1987年(昭和62年)6月30日
- 1987年(昭和62年)7月1日 – 1993年(平成5年)6月30日
- 表記は『静岡中央』
- 図案は『駿府城址』・『県庁』・『富士山』・『茶壷』
- 2007年(平成19年)10月1日 – 2012年(平成24年)9月30日
- 表記は『静岡』
- 形は茶壷の変形印である。
- 図案は『駿府城巽櫓』・『富士山』
- 同時期に局窓口で使われた風景印と図案は同じだが、局窓口よりも幅広な壷で印影が異なる。
- 民営化に伴いゆうゆう窓口に配備
アクセス[編集]
注釈・出典[編集]
- ^ 『写真集 明治大正昭和 静岡』ふるさとの想い出 13、小川龍彦著、図書刊行会、昭和53年、国立国会図書館蔵書、2019年3月22日閲覧
- ^ ホールの愛称を公募し、その中から「静岡音楽館」と「葵ホール」の2つを選定、これらを合わせた名称となっている。「あおい」を「AOI」と表記し、「エーオーアイ」と読む。
- ^ a b c d e f g 山口修監修 『全国郵便局沿革録 明治編』P189 日本郵趣出版 1980年12月28日発行
- ^ 明治19年1月8日付官報第753号64ページ
- ^ 部千五百戸を焼き、更に延焼中(昭和15年1月15日 東京日日新聞(号外))『昭和ニュース辞典第7巻 昭和14年-昭和16年』p78 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年
- ^ 昭和31年郵政省告示第1127号(昭和31年10月15日付官報第8942号掲載)
- ^ 日本郵政公社ホームページ「郵便局の改廃情報」平成18年9月20日発表分
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