高槻ジャンクション・インターチェンジ – Wikipedia
高槻ジャンクション・インターチェンジ(たかつきジャンクション・インターチェンジ)は、大阪府高槻市大字成合にある新名神高速道路と名神高速道路のジャンクションおよびインターチェンジ併設施設である。2017年(平成29年)12月10日供用開始[1]。
新名神高速道路と名神高速道路の結節点となる施設の一つで、新名神分岐から名神分岐までの間を全長2.5 km(片側2車線・最高速度60km/h)のランプで結んでいる。ランプのほぼ中間(新名神分岐から1.1kmの位置)に一般道との接続部が設けられている。計画当初は新名神高速道路との接続部(高槻市成合北の町)が「高槻第一ジャンクション」、名神高速道路との接続部(高槻市宮が谷町)が「高槻第二ジャンクション」、一般道との接続部(高槻市大字成合)が「高槻インターチェンジ」と別の施設と見なされており、ランプ部は「高槻連絡路」という本線に準ずる仮称が与えられていたが、開通に当たってこれらがすべて一連の施設と見なされた。IC番号は新名神高速道路の連番で付与されている。
新名神分岐から名神分岐までのキロポストは数字の左側に「W」のアルファベットが表記されており、名神分岐を起点に0.0KPから新名神分岐の1.4KPまで設置されている。
開通時点では名神と新名神神戸JCT方面への接続のみで、新名神分岐部から名古屋方面は事業中となっている。名古屋方面への延伸は2023年度を予定している[2] が、八幡京田辺JCTから本施設に至る区間は着工が2010年代に入ってからで、区間内に鵜殿ヨシ原があり環境保全に配慮する必要があるほか、難工事が予想される枚方市内を地下で貫通するトンネルがある[3]。
名神高速道路との接続部は桜井PA跡地付近にあり、新名神が当位置に接続することをドライバーに周知させるための「未来はここから新名神」と書かれた看板が設置されていた。
名神・新名神連絡路[編集]
前述のとおり、新名神分岐から名神分岐までの間は、全長2.5 km(片側2車線・最高速度60km/h)のランプで結んでいる。開通時点では名神分岐部で両方向に接続しているが、京都方向との接続を主交通として設計されており、吹田方向からのランプが合流する形状となっている[4]。
桁架設工事のトラブル[編集]
2015年(平成27年)6月16日から翌17日にかけて行われた桁架設工事で、既設桁と架設桁のボルト孔のずれにより作業が大幅に遅延するトラブルが発生した。名神集中工事の一部として名神高速道路本線を夜間通行止めにして施工していたが、当日は通行止め解除が3時間45分遅れた[5][6]。
- 2003年(平成15年)12月22日:政府・与党申し合わせにより、大津JCT – 城陽JCT/IC間および八幡京田辺JCT/IC – 高槻第一JCT間が抜本的見直し区間に設定、当区間が建設凍結となる。
- 2012年(平成24年)
- 4月6日:大津JCT – 城陽IC/JCT間および八幡京田辺IC/JCT – 高槻第一JCT間の建設凍結が解除される[7]。
- 4月20日:大津JCT – 城陽IC/JCT間および八幡京田辺IC/JCT – 高槻第一JCT間の事業許可が下りる[8]。
- 2017年(平成29年)
- 2027年(令和9年)度:八幡京田辺JCT/IC – 高槻JCT/IC間開通予定[10][注釈 1]。
入口[編集]
- ブース数:3
- ETC専用:1
- ETC/一般:1
- 一般:1
出口[編集]
- E1A 新名神高速道路
- (10)八幡京田辺JCT/IC – (未開通) – (11)高槻JCT/IC – (12)茨木千提寺IC/PA
- E1 名神高速道路
- (33-3)大山崎JCT/IC – (11)高槻JCT/IC – (34)茨木IC
注釈[編集]
- ^ 用地等の明渡しが順調な場合・トンネル工事の進捗が順調な場合。
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