掛川市自主運行バス – Wikipedia
過去に市街地循環線で使用された車両。左:北回り、右:南回り 掛川市自主運行バス(かけがわしじしゅうんこうバス)は、静岡県掛川市が運営するコミュニティバス。 掛川市自主運行バスには市街地循環線の北回り、南回りの2路線があり、掛川駅周辺に点在する各種施設を経由しながら中心市街地を一周する。北回り・南回りとも、右回りの一方通行であり、1周12kmを、所要時間40分前後、50~55分周期で1日17便運行する。掛川駅北口での北回りと南回りの発車時刻は同一であり乗り継ぎの便宜を図っている。掛川駅北口発の、始発は6時55分、終発は20時であり、この地域としては遅い時刻まで運行している(終日45分周期時代の終発は19時45分)。開業以来、運賃は一律100円である。但し、2路線を乗り継いだ場合には別に徴収される。この他、掛川バスサービスの路線と共通の回数券や定期券が利用できる。 また、市街地循環線とは別に東山線(ひがしやません)、粟本線(あわもとせん)、倉真線(くらみせん)、居尻線(いじりせん)、桜木線(さくらぎせん)、掛川大須賀線(かけがわおおすかせん)の6路線が掛川市により運営されている。 北回り・掛川大須賀線はジーネット、南回り・東山線・粟本線・倉真線・居尻線・桜木線は掛川バスサービスが運行する。 市街地循環線のバス停には駅ナンバリングのように番号が振られており、路線を意味する文字と起点からの停車順を意味する数字で表される。北回りは北1,北2,…,北43、南回りは南1,南2,…,南44となる。 かつて掛川市では、静岡鉄道(静鉄バス)によって掛川市内循環線が運行されていた。市内循環線は現在の北回りの概ね東半分のルートを走行する路線で、左回り(葛川まわり)・右回り(十王まわり)が存在した。しかし、これが廃止されて以後は市街地をカバーするバス路線が存在しなくなり、かねてよりのモータリゼーションと郊外化により市街地は拡大、市街地の住民には復活が望まれていた。 このような状況のもと、市の掲げるスローライフ政策の一環として、2003年5月20日にコミュニティバスとして「市街地循環バス」が復活した。路線は市内循環のルートを商業地化が進む大池・長谷地区に拡張した「北回り」と、東海道新幹線停車と同時に掛川駅に南口が新設されて以後に宅地化が進む駅南方面を巡回する「南回り」が設定された。名称が「市内循環」でなく「市街地循環」となったのは、合併によって当時より市域が拡大し、市内とするには市域が広すぎるためである。 両路線ともに概ね好評で、東循環線、西循環線が新たに設定されたが、ルートが冗長であることや掛川バスサービスの既存路線と競合することから利用者は低迷し、既存路線のルート変更とともに東循環線は満水線、西循環線は和田岡線・曽我線にそれぞれ分割継承された。なお、和田岡線と曽我線は平成25年3月末で、満水線は令和3年9月末で廃止となった。 ????年??月??日 – 静岡鉄道が掛川市内循環線運行開始。 ????年??月??日 – 静岡鉄道が掛川市内循環線廃止。 2003年5月20日 – 市街地循環バス北回り・南回り運行開始。運賃100円、1日19便、45分周期。 2006年4月1日 –
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