セルラー (映画) – Wikipedia
『セルラー』(Cellular)は、2004年のアメリカ映画。誘拐された女性が、偶然繋がった携帯電話の青年に助けを求めるクライムサスペンス。 原案は『フォーン・ブース』の脚本を手掛けたスリラー映画の巨匠ラリー・コーエン。主演は『L.A.コンフィデンシャル』でアカデミー助演女優賞を受賞したキム・ベイシンガー。 ストーリー[編集] 科学教師のジェシカ・マーティンは突然、自宅に押し入ってきた男たちに家政婦のロザリオを殺害され、自身は誘拐される。犯人のリーダー格のイーサンはジェシカをある家の屋根裏部屋に監禁。さらにその部屋にあった電話器を破壊して出て行く。ジェシカは粉々になった電話器の部品を組み直し、発信を試みる。たまたま繋がったのは見ず知らずの青年ライアンの携帯電話だった。最初はイタズラ電話と思い、相手にしなかったが、次第にジェシカの切迫した声に押され、切れそうになる電池を持たせながらジェシカ一家救出の為奔走する。またライアンから捜索依頼を受けたボブ・ムーニー巡査部長も事件に巻き込まれていく。 登場人物[編集] ジェシカ・マーティン 高校教師。壊れた電話機を修復するなど機械に強い。 ライアン 誘拐されたジェシカが適当に電話をかけて偶然つながった男。普段は軽い性格の軟派な男。私情を挟んで雑用を押し付けるなど自分勝手な面もある。 イーサン ジェシカを誘拐したグループのリーダー格。 ボブ・ムーニー 巡査部長。ジェシカからの電話をきいたライアンの話を信じて助力する。勤務歴は27年。妻がいる。職場に美容品を発送させるなど公私混同している部分がある。定年後にエステサロンの開業を考えている。 ジャック・タナー ボブの友人。殺人課の刑事。 クレイブ・マーティン ジェシカの夫。 クロエ ライアンを振った女性。ライアンからは未だに興味を持たれているがクロエ自身はライアンの軽薄な性格に辟易している。このやり取りにより事件の際に再度喧嘩になり悪影響を及ぼした。 リッキー・マーティン
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