亀田温心 – Wikipedia
亀田 温心(かめだ はーと、2001年2月4日 – )は、中央競馬(JRA)・栗東トレーニングセンターの騎手。京都府出身[1]。
実家が京都競馬場のある淀付近で、小学校低学年の頃から競馬場でレースを見ているうちに騎手を志すようになった[1][2]。親族に競馬関係者はいなかったが、京都競馬場の少年団(淀乗馬スポーツ少年団)に入り、騎乗技術の基礎を学んだ[2][3]。
2016年に競馬学校騎手課程に入学[4]。2018年11月の公開模擬レースではユキノタイガに騎乗して優勝した[5]。
2019年2月、競馬学校騎手課程を卒業(第35期[注 1])。同年3月に栗東・北出成人厩舎から騎手デビュー。初騎乗は3月2日の1回阪神3日目第1レースでハハハに騎乗し、11着であった。デビュー3週目の3月17日、中京7Rを自厩舎のグランドガールで制し、通算15戦目で初勝利を挙げた[7]。
2020年6月27日、函館競馬場での湯の川温泉特別でシュエットヌーベルに騎乗[8]し、通算31勝目を挙げ、GIレースへの騎乗ができることになった。GIレースでの初騎乗は、同年12月6日に中京競馬場で開催されたチャンピオンズカップ。騎乗したヨシオは前週にもジャパンカップに出走しており、最下位(16頭出走)での入線となった。
2021年5月29日に施行された葵ステークスでは13番人気のレイハリアに騎乗。道中2番手追走から直線抜け出して勝利し、重賞初制覇を成し遂げた。
目標とする騎手は幸英明[1]。趣味はゴルフ[2]。
競馬学校卒業時には、「騎手としての実績だけでなく、関係者やファンから信頼され、愛される騎手になりたい」と抱負を述べた[1]。
温心(はーと)という珍しい名前は「温かい心を持った人になってほしい」との思いから母親が命名した。本人も「ファンの方には『ハート』と呼んでほしいです」と希望を述べている[9]。
騎乗成績[編集]
概要[編集]
日付 | 競馬場・開催 | 競走名 | 馬名 | 頭数 | 人気 | 着順 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
初騎乗 | 2019年3月2日 | 1回阪神3日目1R | 3歳未勝利 | ハハハ | 16頭 | 10 | 11着 |
初勝利 | 2019年3月17日 | 2回中京4日目7R | 4歳上500万下 | グランドガール | 16頭 | 8 | 1着 |
重賞初騎乗 | 2020年7月18日 | 2回函館5日目11R | 函館2歳ステークス | フォドラ | 15頭 | 5 | 4着 |
重賞初勝利 | 2021年5月29日 | 3回中京7日目11R | 葵ステークス | レイハリア | 18頭 | 13 | 1着 |
GI初騎乗 | 2020年12月6日 | 3回中京2日目11R | チャンピオンズカップ | ヨシオ | 16頭 | 14 | 16着 |
GI初勝利 |
主な騎乗馬[編集]
年度別成績[編集]
亀田温心の年度別成績(netkeiba.com)を参照
Recent Comments