中野でいち – Wikipedia

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中野 でいち(なかの でいち、1989年[1] – )は日本の漫画家。京都精華大学卒業[2]後、2012年第1回登龍門(龍神賞参照)『とらごころ』でデビュー。読み切り数本を掲載したのち、『月刊COMICリュウ』2014年7月号から開始された『十月桜』で初連載。

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画風はデフォルメを効かせたメリハリのあるポップな絵柄であり、独特な絵柄、特徴的な絵柄と評される[3][4]

繊細な心情描写を主軸としたストーリーを得意とし、人間の欲求、心の葛藤といったテーマを主に扱う。また、自主制作漫画誌展示即売会(コミティア92~他)にはサークル『良識派』名義で参加している。趣味はストレッチ[5]

作品リスト[編集]

連載[編集]

– 車椅子の少女・櫻田桜に暗い情念を抱く世話係の鹿島田。心に潜む「闇」と「光」を鋭く描く。
– 性欲は真実の愛にとって障害となるのか。愛に捕らわれ縛られる男の「悲劇」。
  • 後輩ちゃんに聞いてみよう(『月刊COMICリュウ』Web連載、全36話+導入1話[6] 2016年4月 – 2017年1月)
– Web連載の形式による、中野でいちのエッセイ漫画。
  • 君の戦争、僕の蛇(『コミプレ』2021年8月20日[7] – 連載中)

読み切り[編集]

– デビュー作。卒業制作でもあり、過去Web公開されていた[8]。「先パイ」と「俺」の曖昧な青春模様をコメディタッチで情緒的に描く。
  • 指をほどいて(『月刊COMICリュウ』2013年5月号)
  • 踊り場キッチン(前・後編、『月刊COMICリュウ』2013年12月号)
  • 艦隊これくしょん-艦これ-電撃コミックアンソロジー佐世保鎮守府編7(P45 – P56 2015年4月[9]ISBN 978-4-04-865111-0)
  • 饗庭涙子のレゾネ作り(『月刊!スピリッツ』2017年12月号)
– 殺人事件を絵画で解決!?黒ずくめの美女が贈るアート・クライム・サスペンス(原案協力:霜月ころな)。
  • 地底のふたり(『ZONE OF CTHULHU』Vol.4 2018年4月)
– クトゥルフ神話の世界を舞台にしたコメディ。
  • 春の熊(『月刊!スピリッツ』2018年9月号)
– 蠢く性欲と葛藤。思春期の闇を抱える少年のジュブナイルストーリー。
– 短編放課後ラブ・コメディ。
– 運動部をテーマにした放課後ショートストーリー。

書籍[編集]

  • 『十月桜』徳間書店〈リュウコミックス〉、2015年1月発行、ISBN 978-4-19-950433-4
  • 『hなhとA子の呪い』徳間書店〈リュウコミックス〉、2016年 – 2017年、全2巻
  • 『君の戦争、僕の蛇』ヒーローズ〈ヒーローズコミックス ふらっと〉、2021年 – 既刊1巻(2021年12月15日現在)

その他の活動[編集]

  • マンガ家ゲーム日記(リレーエッセイ)
– 『まんがライフオリジナル』2017年12月号を担当。
  • 戯曲「hなhとA子の呪い」(舞台演劇)
– 演劇ユニット「」(かぎかっこ)により、作品を原作とする舞台公演が行われた。
– 第5回本公演『戯曲「hなhとA子の呪い」』 2019年4月13日(土)-14日(日) (原作:中野でいち、作・演出:浜地泰造)[10]

外部リンク[編集]


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