高宇洋 – Wikipedia

高 宇洋(こう たかひろ、1998年4月20日 – )は、神奈川県川崎市出身[1]のプロサッカー選手。アルビレックス新潟所属。ポジションはミッドフィールダー。

元中国代表の高升[2]と日本人の妻の間に生まれる。ジュニアユースクラブのFC中原でサッカーを始め、小学校3年生で川崎フロンターレの下部組織に入団。ユース昇格の誘いもあったが、これを断って千葉県のサッカー強豪校である市立船橋高校に進学[3][4] し、1年生からレギュラーとして全国高校総体出場に貢献[5]。またこの時期に日本国籍を選択している[6]。2年生までは2列目でプレーをしていたが、高校3年生になるとボランチにコンバートされ、高校総体の優勝に貢献した[7]。2016年9月1日、複数のJクラブの争奪戦の末ガンバ大阪への内定が発表された[8]。高校最後の大会となった第95回高校サッカー選手権では2回戦で前橋育英に敗戦し、夏冬2冠を達成することはできなかった。

2017年は主にU-23チームでプレー[9]。3月12日、J3開幕戦のガイナーレ鳥取戦でプロ入り初先発を果たした。7月22日に行われた第18節カターレ富山戦において規定の出場時間を満たし、8月14日にA契約への移行が発表された[10]

2018年もシーズン当初はU-23チームに帯同。4月1日に行われたJ3第5節の藤枝MYFC戦でプロ入り初得点を決めた[11]。夏にかけてトップチームに帯同するようになり、7月28日、J1第18節の鹿島アントラーズ戦でJ1リーグ初先発を果たした[12]。8月11日、第21節のFC東京戦では両チーム最多の走行距離でチームの勝利に貢献した[13]

2019年2月23日、開幕戦の横浜F・マリノス戦でプロ入り初の開幕スタメンを飾り[14]、2019年5月にはトゥーロン国際大会に挑むU-22日本代表に初招集された[15]。しかし、トゥーロン国際大会から帰国後は出場機会を減らし、夏の移籍期間である8月15日にJ2・レノファ山口FCに育成型期限付きで移籍で加入することが発表された[16]

2020年10月14日、第26節のツエーゲン金沢戦で移籍後初得点を決めた。

2021年からアルビレックス新潟に完全移籍で加入した[17]

所属クラブ[編集]

個人成績[編集]

国内大会個人成績
年度 クラブ 背番号 リーグ リーグ戦 リーグ杯 オープン杯 期間通算
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
日本 リーグ戦 リーグ杯 天皇杯 期間通算
2017 G大阪 34 J1 0 0 0 0 0 0 0 0
2018 28 12 0 1 0 0 0 13 0
2019 6 0 6 0 0 0 12 0
山口 16 J2 12 0 12 0
2020 6 41 1 41 1
2021 新潟 8 41 1 2 0 43 1
通算 日本 J1 18 0 7 0 0 0 25 0
日本 J2 94 2 2 0 96 2
総通算 112 2 7 0 2 0 131 2
国内大会個人成績
年度 クラブ 背番号 リーグ リーグ戦 期間通算
出場 得点 出場 得点
日本 リーグ戦 期間通算
2017 G大23 34 J3 28 0 28 0
2018 28 20 3 20 3
2019 3 0 3 0
通算 日本 J3 51 3 51 3
総通算 51 3 51 3
国際大会個人成績
年度 クラブ 背番号 出場 得点
AFC ACL
2017 G大阪 34 0 0
通算 AFC 0 0

タイトル[編集]

チーム[編集]

市立船橋高校

個人[編集]

  • 第51回全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会・優秀選手(2016年)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]