三谷 昌登(みたに まさと、1977年11月10日[2] – )は、日本の脚本家、演出家、俳優。 京都府京都市東山区出身[3]。同志社高等学校卒業[1]。「劇団6.89」主宰[1]。所属事務所はクォーター・トーン。「劇団 6.89」では脚本・演出・出演を兼ねる。[4]。 京都・祇園の花街の家に生まれ、女子に生まれれば芸舞妓になっていたと語る。小学校時代にはプロ野球選手、中学校時代にはお笑いに憧れ、続いてプロレスラーを目指し格闘技を始めるものの挫折。「いったい何をやりたいんやろう」と考え直した時に歴史が好きであることに気づき、歴史そのものを研究するよりもむしろ歴史上の人物になりたいと時代劇の道を志す[5]。 高校を卒業後に東映俳優養成所に入所し[3]、18歳で芝居を始める。入所から半年で東映太秦映画村にて「扮装バイト」と呼ばれる武士や忍者の扮装で客への案内や写真撮影のアルバイトを始め、養成所講師でTBS『水戸黄門』などを手掛けた矢田清巳監督から声を掛けられて里見浩太朗主演の刑事ドラマ『一色京太郎事件ノート』にレギュラー出演したのをきっかけに仕事が増え始めたため、養成所の基本的な段階を踏んでいないという[5]。 大部屋俳優を2年経験して養成所を辞め、大学を中退して2001年にシチュエーション・コメディを得意とする「劇団6.89」を旗揚げして、劇団員から「言い出しっぺのおまえが書けよ」と言われたことで役者に加えて脚本・演出も担当する[5]。2005年には脚本家の田渕久美子が舞台を見に来たことをきっかけに、田渕脚本の『ダイヤモンドの恋』でNHKドラマに初出演する[5]。2007年には「江戸川プリンセス」を結成する。以降、舞台やドラマの脚本と出演やラジオDJなどを務める[3]。 2011年には裁判員裁判を題材に脚本を手掛けたMBSラジオのラジオドラマ『罪と罰と人情と』が日本民間放送連盟賞番組部門ラジオエンターテインメント番組で優秀賞を受賞[6]。 2016年にはNHK連続テレビ小説『あさが来た』のスピンオフドラマとなる『あさが来たスピンオフ「割れ鍋にとじ蓋」』の脚本を担当[7]、2018年にはNHK大河ドラマ『西郷どん』に出演し、脚本協力として脚本開発にも携わる[3]。2019年度後期放送のNHK連続テレビ小説『スカーレット』では、朝ドラ史上でも異例となる、俳優としての出演に加えて脚本家として「特別編」と位置づけられた第21週の脚本を担当する[5]。 身長は175cm。 趣味は落語、バイク、料理。特技は空手、殺陣、着付[1]。 東映太秦映画村の「仮面ライダーショー」の脚本・演出を担当する[5]。 脚本家と俳優を兼務することについては、筆が進まない時には俳優のほうが楽しいと感じる一方で、執筆した脚本で役者がしびれるような芝居を見せた時には書く喜びを感じることから、「どっちもやめられない」「欲を言えば、どっちもやりたい」と語っている[5]。 舞台(作品)[編集] この節の加筆が望まれています。 (2020年2月) 劇団6.89公演
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