北沢峠 – Wikipedia

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北沢峠(きたざわとうげ)は、山梨県南アルプス市と長野県伊那市との境界にある峠である。標高は2,032m。南アルプスの峠の一つであり、南アルプス北部に位置する甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳などへの登山拠点として重要である。

峠に山梨県営南アルプス林道、伊那市営林道南アルプスが通じているが、通年、マイカー規制により一般車両(自転車も含む)の通行が禁止されている。自家用車利用の場合は、規制区間外にある駐車場に自動車を駐車して、路線バスかタクシーに乗り換える必要(パークアンドライド)がある。

公共交通機関利用の場合は、最寄りの鉄道駅から峠まで直通する路線バスはないので、バスを乗り継いで峠まで行くことになる。峠へのバス(南アルプス林道バス)は季節運行であり、運行日の確認が必要。

山梨県側からのルート[編集]

広河原から南アルプス市営バスにて「北沢峠」下車(25分)[1]

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広河原までのアクセス

  • 新宿駅より高速バス(南アルプス登山者用直行バス, 山梨交通バス)
  • 秋葉原駅・竹橋駅より高速バス(毎日あるぺん号 芦安・白州甲斐駒方面, 毎日新聞旅行)にて市営芦安駐車場下車、そこから下記路線バス58分。
  • 甲府駅から路線バス、甲府駅・市営芦安駐車場〜夜叉神峠登山口・広河原線(山梨交通バス, 1時間53分)
  • マイカーの場合、南アルプス市営芦安駐車場(650台)もしくは奈良田駐車場(100台)より、バスまたはタクシー

長野県側からのルート[編集]

仙流荘(長野県伊那市長谷黒河内)から伊那市営バス(南アルプス林道バス)にて「北沢峠」下車(55分)[2]

仙流荘までのアクセス

伊那市営の南アルプス林道バスの営業所は仙流荘にあるが、かつては高遠方面からのバスが仙流荘に乗り入れていなかったため、下流の戸台口が始終点となっている。

かつては新宿駅新南口から仙流荘までは高速バス「南アルプス号」が直通運行されていたが、2009年7月31日で廃止となったが、2013年9月14日からは中央本線茅野駅と仙流荘を結ぶ路線バスとして、運行日限定で南アルプス号が復活した。

マイカー規制[編集]

以下は2007年に行われたものである。道路状況により変更される可能性がある。

  • 山梨県側:芦安(夜叉神峠登山口)・奈良田〜広河原〜北沢峠
芦安はマイカーの場合、夜叉神峠登山口に駐車場があるが、満車になると閉鎖される。その場合市営芦安駐車場からバスまたはタクシーで向かうことになる。
奈良田は奈良田バス停にマイカー用の駐車場がある。
  • 長野県側:戸台大橋〜北沢峠
戸台大橋付近には駐車場はないため、下流の仙流荘にバス利用者専用の駐車場を利用する。

周辺の山[編集]

周辺にある小屋[編集]

  • こもれび山荘(旧長衛荘)
  • 北沢駒仙小屋(旧北沢長衛小屋)
  • 大平山荘

関連項目[編集]

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