世知原駅 – Wikipedia

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世知原駅(せちばるえき)は、かつて長崎県北松浦郡世知原町栗迎免(現・佐世保市世知原町栗迎)にあった日本国有鉄道(国鉄)世知原線の駅(廃駅)であり、同線の終着駅であった。

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佐世保鉄道(後の世知原線)が1933年(昭和8年)10月24日に佐々 – 肥前吉井 – 当駅間を開業させた際に設置された。

石炭列車の発着地として賑わいを見せたときもあったが、炭鉱の枯渇で1962年(昭和37年)に貨物列車の発着がなくなる。1968年(昭和43年)の赤字83線指定リストに載り、1971年(昭和46年)12月26日に臼ノ浦線とともに世知原線は廃止され、当駅も廃止された。

廃止当時は単式ホーム1本があるだけで、1960年代後半にはキハ01系気動車(レールバス)が1日9.5往復(下り1本は回送)発着するのみとなっていた。

現在、駅跡の一部が公園となっており、蒸気機関車の動輪をあしらったモニュメントが置かれている。

日本国有鉄道
世知原線

祝橋駅 – 世知原駅
  1. ^ a b c d e f 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年10月1日、初版、736頁。

    ISBN 978-4-533-02980-6。

  2. ^ 日本国有鉄道公報S45.10.1公425
  3. ^ 「通報 ●鏡駅ほか18駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1970年10月1日、14面。

関連項目[編集]


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