こじし座 – Wikipedia

こじし座(こじしざ、小獅子座、Leo Minor)は北天の星座の1つ。北天の新しい星座の多くがそうであるように、面積は狭く、明るい星もない。

主な天体[編集]

恒星[編集]

こじし座にはα星はない。以下の恒星には、国際天文学連合によって正式な固有名が定められている。

  • 46番星:プラエキプア(Praecipua)は、こじし座で最も明るい恒星。3.8等
  • HD 82886:国際天文学連合の100周年記念行事「IAU100 NameExoworlds」でアルバニアに命名権が与えられ、主星はIllyrian、太陽系外惑星はArberと命名された[1]

その他、以下の恒星が知られている。

由来と歴史[編集]

1687年にヨハネス・ヘヴェリウスによって、しし座とおおぐま座の間の星座のない場所に隙間を埋めるように設定された[2]

この星座にはβ星はあるがα星はない。これは、1845年にフランシス・ベイリーが星図 British Association Catalogue の中でこの星座の星にバイエル符号を振った際に、現在の46番星にαの符号を振り忘れたことによるもの、と考えられている[2]

こじし座は新しい星座なので、神話はない。

座標: 10h 00m 00s, +35° 00′ 00″