香芝駅 – Wikipedia

香芝駅(かしばえき)は、奈良県香芝市下田西一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)和歌山線の駅である。

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅。ホームの高さは国鉄時代から嵩上げされておらず、電車の床面と比較するとホームが低い。駅舎は1番のりば側にあり、島式の2・3番のりばへは跨線橋で結ばれている。

王寺鉄道部が管理し、JR西日本交通サービスが駅業務を受託する業務委託駅であり、みどりの窓口が設置されている。かつては終日にわたり駅員が配置されていたが、現在は早朝、午後、夜間にそれぞれ無人となる時間帯がある。ICカード乗車券「ICOCA」が利用することができ(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)、自動券売機および簡易式の自動改札機が設置されている。

トイレは改札内に設置されている。

のりば[編集]

いずれののりばもホーム有効長は6両で、1番のりばが上り本線、2番のりばが中線、3番のりばが下り本線である。2番のりばは原則として営業列車は使用しない。回送列車や臨時列車が使用している。

「下田駅」時代は、青森県にある東北本線(現・青い森鉄道線)の下田駅と区別するため、乗車券には「(和)下田」と記載されていた。

利用状況[編集]

2019年(令和元年)度の1日平均乗車人員は1,582人である。

「奈良県統計年鑑」によると、1日平均乗車人員は以下の通りである[4]

年度 1日平均
乗車人員
2001年 1,900
2002年 1,833
2003年 1,846
2004年 1,746
2005年 1,761
2006年 1,812
2007年 1,833
2008年 1,850
2009年 1,811
2010年 1,790
2011年 1,668
2012年 1,664
2013年 1,669
2014年 1,593
2015年 1,584
2016年 1,572
2017年 1,608
2018年 1,586
2019年 1,582

市名である「香芝」を冠しているが、特に香芝市の中心駅というわけではなく、周りに大規模な事業所や商業施設もないので、付近の住民の通勤通学利用が主体である。香芝市の実質的な中心駅は近鉄大阪線の五位堂駅であり市役所最寄り駅は近鉄下田駅である。東北東方向真美ヶ丘ニュータウンには近いものの、当駅へアクセスする道路が狭く路線バスの運行もないため、同ニュータウンからのアクセスの利便性は良くない。

路線バス[編集]

  • 香芝市デマンド交通

市内約280か所に設定された乗降場所(官庁関連施設・銀行・郵便局・商業施設・医療施設・駅など)のほか、利用登録者の自宅にも直接向かう。

利用登録済の香芝市民のみ乗車可能。土休運休。

西日本旅客鉄道
T 和歌山線

快速(大和路線直通)・普通

志都美駅 – 香芝駅 – JR五位堂駅

関連項目[編集]

外部リンク[編集]