GUILTY GEAR – Wikipedia

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GUILTY GEAR [the missing link]』(ギルティギア ザ・ミッシング・リンク)はアークシステムワークスから発売された2D対戦型格闘ゲーム。1998年5月14日にPlayStationで発売され、翌1999年9月22日には『GUILTY GEAR 復刻版』(ギルティギア ふっこくばん)と称した廉価版もリリースされた。

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2007年5月31日から復刻版がゲームアーカイブスとしてPlayStation Portable・PlayStation 3・PlayStation Vita向けに税込600円でダウンロード販売されている。

GUILTY GEARの用語集内のシステムも参照

チャージキャンセルを使った永久コンボや、一撃必殺システムでの荒削りな面があるが、操作性や連続技のスピード感、独特なキャラクターや世界観などはこの頃から健在であり、口コミで評判は徐々に広まっていった。CPU戦の難易度が高く難易度設定もできないため、初心者にはハードルが高い。

開発初期はプリレンダCG(シリコングラフィックス)を使用した物を想定していた。なお、キャラクターに関しては予算の関係上、一部のキャラをスタッフが音声担当することになった。

ストーリーは、続編であるアーケードローンチタイトル『GUILTY GEAR X』以降、正式に接点を持つ『GUILTY GEAR 2 OVERTURE』以外は外伝である。また、GG2はジャンルがアクションに変更されている。

サブタイトルの『the missing link』はドイツのヘヴィメタルバンド、レイジが1993年にリリースした『The Missing Link』に由来する。

Table of Contents

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ストーリー[編集]

22世紀。人類は無限のエネルギーを生み出す「魔法」の理論化に成功する。だが各地の紛争は依然収まる所を知らず、ついには生体兵器「ギア」を誕生させてしまう。自らを「ジャスティス」と名乗るギアは全人類に対し宣戦を布告、対する人類は聖騎士団を結成。全ギアと人類同士の100年に渡る戦いは「聖戦」と呼ばれ、最終的にはジャスティスの封印に成功した人類側の勝利に終わった。それから5年後、ジャスティス復活を予感させる妖気が世界を包み始め、国際連合はその事態に対処する為に「第二次聖騎士団」結成を考案。人員選考の為に第二次聖騎士団員選考武道大会を開催する。

第二次聖騎士団員選考武道大会
大会の不穏な空気を感じたソルカイは大会に出場。全ては人型ギアのテスタメントがジャスティス復活の為に仕組んだ罠である事を知ると、復活したジャスティスとの決戦に臨む。激戦の末、ジャスティスはソルによって倒され、この時ソルは自分がギアのプロトタイプである事を明かし、ジャスティスは「また語り合おう3人でな」と言い残し、息絶えた。

登場キャラクター[編集]

ソル=バッドガイ
元賞金稼ぎ。その腕を買われて聖騎士団に入るが、規律正しい団員生活に嫌気がさし、宝剣「封炎剣」を持ち出し逃走。カイとはライバル。
カイ=キスク
第1次聖騎士団後期のリーダー。その功績により、宝剣「封雷剣」を授かった。ソルとはライバル。今回の大会の趣旨に疑問を感じている。
メイ
快賊のジョニーに拾われた孤児。彼の元で盗賊生活を送っていたところ、ある日ジョニーが逮捕される。彼を救うため、大会に参加。
ミリア=レイジ
組織を抜けた元暗殺者。逃亡生活に嫌気がさしていたところ、大会に組織のボスが参加することを知り、彼を倒して自由になるため出場。
ザトー=ONE
暗殺者組織のボス。ミリアの裏切りにより逮捕され、獄中生活を送っていたところ、謎の人物の誘いを受け、大会参加を決意する。
ポチョムキン
武装国家「ツェップ」の心優しい奴隷兵士。ロシアの領土を強奪するという国家の命令により、自らの意に反して大会に参加した。
チップ=ザナフ
元マフィアのバイヤー。組織に始末されそうになったところを忍者に救われ、その元で修行を積む。組織に殺された忍者の敵討ちが目的。
Dr.ボルドヘッド
手術中、自分のミスで患者を死なせてしまったために気がふれ、殺人鬼と化した元天才医師。謎の人物の誘いを受け、大会に参加。
アクセル=ロウ
元は20世紀の、平和を愛するギャングのボス。突如タイムスリップしてしまった彼は、元の世界に戻る方法を探して大会に参加する[1]
クリフ=アンダーソン
テスタメント
ジャスティス
梅喧
  1. ^ 電撃PlayStation Vol.34. 主婦の友社. (1996年11月22日) 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]


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