宗吾参道駅 – Wikipedia

東口 ※駅名看板更新前(2007年2月)
西口 ※駅名看板更新前(2007年2月26日)
西口 ※駅名看板更新後(2020年07月27日)
駅名の由来となっている東勝寺(宗吾霊堂)

宗吾参道駅(そうごさんどうえき)は、千葉県印旛郡酒々井町下岩橋にある、京成電鉄本線の駅である。駅番号はKS38

近隣に宗吾車両基地があり、当駅を始終着とする列車が設定されている。

1911年(明治44年)1月20日、鳴鐘山東勝寺(宗吾霊堂)至近に、成田山新勝寺とを結ぶ成宗電気軌道の宗吾駅(当駅とは別駅)が開通したが、1944年(昭和19年)12月11日に不要不急線として廃止となり[2]、当駅が東勝寺の最寄り駅となった。

2面(島式1面・単式1面)3線のホームを持つ地上駅で、橋上駅舎を有している(京成成田駅管理)。

京成酒々井寄りには車両管理所(宗吾検車区・宗吾工場)があり、朝・夜間に当駅を始終着とする列車が設定されている。なお、2010年7月17日の成田スカイアクセスの開業により、それまで運転されていた京急線・羽田空港方面の快速は当駅始発1本のみとなった。また、これに先立つ2006年12月10日改正では特急停車駅となったものの、現在に至るまで当駅が始発・終点となる特急は1本も設定されていない。車両基地があるため、ホーム横に回送用の線路が1本ある。

当駅に併設して乗務員の出退勤場所である京成電鉄車掌区宗吾支所が併設されているため、一部列車は当駅で乗務員が交代する。なお、京成電鉄の停車場には異常時の運転要員を兼ねて営業主任兼運転係が配置されているが、当駅では車掌区宗吾支所の助役が行うことになっているため、その配置がない。

のりば[編集]

  • 上表の路線名は成田空港線(成田スカイアクセス)開業後の旅客案内の名称に基づいている。
  • 上りは1番線が待避線、2番線が主本線である。

利用状況[編集]

2020年度の一日平均乗降人員は2,185人[1]で、京成線内69駅中第64位であった。

近年の一日平均乗車人員推移は下表の通り。

年度 一日平均
乗降人員
一日平均
乗車人員
1998年(平成10年) [6]1,735
1999年(平成11年) [7]1,814
2000年(平成12年) [8]1,787
2001年(平成13年) [9]1,794
2002年(平成14年) [10]1,671
2003年(平成15年) 3,100 [11]1,512
2004年(平成16年) 3,080 [12]1,527
2005年(平成17年) 2,987 [13]1,479
2006年(平成18年) 2,877 [14]1,427
2007年(平成19年) 2,583 [15]1,287
2008年(平成20年) 2,562 [16]1,282
2009年(平成21年) 2,584 [17]1,296
2010年(平成22年) 2,632 [18]1,324
2011年(平成23年) 2,583 [19]1,297
2012年(平成24年) 2,583 [20]1,304
2013年(平成25年) 2,536 [21]1,275
2014年(平成26年) 2,582
2015年(平成27年) 2,711
2016年(平成28年) 2,661
2017年(平成29年) 2,628
2018年(平成30年) 2,721
2019年(令和元年) [22]2,757
2020年(令和2年) [1]2,185

駅前にロータリー交差点は無く、駅周辺は住宅と畑、森林が混在している。駅西側(西口側)より、東勝寺(宗吾霊堂)に続く参道が続き、千葉県道137号宗吾酒々井線と交差し、東勝寺方面に進むと宗吾霊堂前交差点より国道464号(宗吾街道)と交差する。駅南側には国道51号が通る。駅北東側には酒々井町と成田市の境が存在する。

東口[編集]

西口[編集]

  • 成田市公津公民館
  • 宗吾郵便局
  • JA成田市 公津支所
  • カーセールス・リード 本社
  • 東勝寺(宗吾霊堂) – 義民・佐倉宗吾(木内惣五郎)の墓がある。
  • 公津スポーツ広場
京成電鉄
本線
快速特急
通過
特急・通勤特急・快速・普通
京成酒々井駅 (KS37) – 宗吾参道駅 (KS38) – 公津の杜駅 (KS39)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]