山手学院中学校・高等学校 – Wikipedia
山手学院中学校・高等学校(やまてがくいんちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、神奈川県横浜市栄区上郷町に所在し、中高一貫教育を提供する私立中学校・高等学校。
有隣堂書店とは密接なつながりがあり、創設者姉弟(江守節子、松信幹男)は同書店創業社長の長女と七男であり、現理事長・学院長は次女である。(出典:『YAMATE・25』(山手学院25周年記念誌)
建学の精神
「未来への夢をはぐくみ、その夢の実現をたくましくになっていく人」すなわち「世界を舞台に活躍でき、世界に信頼される人間を育てる」
三本の柱 – 建学の精神を実現するために「三本の柱」を教育方針に定めている。三つの柱の中心にある自由とは、自らに誇りを持つとともに、他者の誇りと他者の自由を尊重する姿勢の上に成り立つ自由。
すなわち「Wise Freedom」です。
国際交流 – Global Understanding and Cultural Exchange
教科教育/進路指導 – Learning for Life
誠人教育 – The 3 Cs ・・・ Courtesy(礼儀正しさ)、Compassion(真心・思いやり)、Courage(勇気)
国際交流
- 建学の精神にもあるように、国際的な人間を育てることを目指している。それゆえ、中学3年生でオーストラリアへ、高校2年生で北米へ、それぞれ現地でホームステイをする修学旅行を実施している。海外へ行くだけでなく、海外から日本へ高校生を招くリターンヴィジットも実施しており、国際的な交流の機会を多く設けている。また、学校法人となる以前の山手学院の前身が英語塾であることから、その名残で現在でも英語教育を重点的に行っている。中学生では、オーストラリア研修に向け、Englishというイギリス英語の授業が行われている。
- 中学3年、高校1年の7月末から10日間シンガポールのACSインターナショナルスクールの授業に参加したり、ディスカッションやプレゼンテーションをする希望制のプログラムを実施している。9月にはリターンビジットも実施されている。
沿革
出典[1]
- 1966年(昭和41年) – 山手学院中学校設立(男子校)、2年間の入寮義務化。
- 1969年
- 山手学院高等学校設立、男女共学化
- アメリカ研修旅行開始(ワシントン州デイトン市)現在まで継続している。
- 1970年 – 全寮制となる。
- 1979年 – 寮内で運動部員が暴力を振るっていたとして神奈川県警察が生徒6人を傷害容疑で逮捕、25人が補導。生徒の飲酒を黙認していたとして指導員が取り調べを受ける。寮内では1975年にも暴力事件が発生しており警察沙汰は2回目[2]。
- 1980年 – 高等学校の通学制導入。
- 1982年 – 中学校の通学制導入。
- 1986年 – 高等学校に理数コースを設置
- 2002年(平成14年) – 週5日制導入
- 2010年 – 併設型中学校・高等学校認可
※これにより2010年度入学の中学入学生から、高校進学時における高校入学生との混成クラス編成がなくなり、中高一貫クラス編成を施行。
交通
著名な出身者
脚注
- ^ “沿革 学院紹介”. 山手学院中学校・高等学校. 2019年1月23日閲覧。
- ^ とんだ「自由な校風」寮内で酒盛り・暴行 高校生6人逮捕『朝日新聞』1976年(昭和54年)6月15日朝刊 13版 23面
関連項目
外部リンク
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