ヘイノ・カスキ – Wikipedia

ヘイノ・カスキHeino Kaski, 1885年6月21日 – 1957年9月20日)はフィンランドの作曲家、ピアニスト。

ピエリスヤルヴィ(リエクサ)出身。ヘルシンキに出てエルッキ・メラルティン、ジャン・シベリウス、セリム・パルムグレンに師事。シベリウスの推薦でベルリン留学を果たすも、第一次世界大戦により帰国を余儀なくされた。その後はヘルシンキ音楽院のピアノ教師などを務める。1950年にプロ・フィンランディア・メダルを受賞。1957年9月20日、91歳のシベリウスが死去した日に72年の生涯を閉じた。彼は自身の代表作を1919年に作曲した交響曲ロ短調であると考えていたが、他にピアノ曲、歌曲、ヴァイオリンソナタ、チェロソナタ、フルートソナタも残している。

主な作品[編集]

ピアノ曲[編集]

  • 夜の海辺にて
  • 激流
  • バラの花園の乙女
  • 泉のほとりの妖精
  • 牧歌
  • 野の小川にて
  • 夏の朝
  • 夏の夜
  • ブルレスケ
  • 無言歌
  • 山の小人のセレナーデ
  • 秋の朝
  • 前奏曲変ト長調
  • 古い時計台
  • Hillila, Ruth-Esther, and Hong, Barbara Blanchard. 1997. Historical Dictionary of the Music and Musicians of Finland, p. 171. Greenwood Publishing Group. ISBN 978-0-313277283