モダ・センター – Wikipedia

モダ・センター
Moda Center
Moda Center.JPG
モダ・センターの位置(オレゴン州ポートランド内)

モダ・センター
施設情報
所在地 オレゴン州ポートランド
起工 1993年7月12日[1]
開場 1995年10月12日
所有者 ポートランドアリーナ・エンターテイメント
運用者 アンシュッツ・エンターテイメント・グループ & AEGライブ
グラウンド (屋内施設)
建設費 2億6,200万ドル
設計者 エラーブ・ベケット
プロジェクト
マネージャー
Shiels Obletz Johnsen, Inc.[2]
構造設計者 KPFF Consulting Engineers[3]
サービス
エンジニア
Flack + Kurtz, Inc.[4]
使用チーム、大会
ポートランド・トレイルブレイザーズ(NBA)(1995年 – 現在)
ポートランド・ウィンターホークス(WHL)(1995年 – 現在)
ポートランド・ランバージャックス(NLL)(2006年 – 現在)
ポートランド・フォレストドラゴンズ(AFL)(1997年 – 1999年)
ポートランド・パイソンズ(WISL)(1998年 – 1999年)
ポートランド・ファイア(WNBA)(2000年 – 2002年)
収容人員
19,980人(バスケットボール)
17,544人(アイスホッケー、ボックスラクロス)

モダ・センター(Moda Center)は、アメリカ合衆国オレゴン州ポートランドにある屋内競技施設。

親会社は、アメリカプロスポーツチームの運営などを行っているコムキャスト・スペクタカー(Comcast-Spectacor)。現在は、NBAのポートランド・トレイルブレイザーズや、プロインドアラクロス(ボックスラクロス)リーグNLLのポートランド・ランバージャックスの本拠地である。

1995年10月12日。州や市などによる公的な資金は一切使われず、マイクロソフト社の共同創業者、ポール・アレンなどによって建設された(オレゴンアリーナ社というアレンが筆頭株主だった民間会社によって所有された。建設の資金は、プルデンシャル・ファイナンシャル社などの融資による)。名称の「ローズ」とは、ポートランドの愛称が「ローズシティ(Rose City)であることによる。そして、「-ガーデン」としたのは、マディソン・スクエア・ガーデンやボストン・ガーデンのように有名なアリーナの名称と反映させるためである。

NBAのトレイルブレイザーズの試合では20,340人を集客できたが、後の改修によって19,980人の集客になった。それでもオープン当時は、他のどのアリーナよりも最新技術が導入されていた。トレイルブレイザーズにおける杮落としとなった試合は、1995-96シーズンの11月3日のバンクーバー・グリズリーズ戦(現在のメンフィス-)。

現在は、前述のトレイルブレイザーズ、NLLのランバージャックスの他、ジュニアアイスホッケーのチームが本拠地にしている。ローズ・ガーデンの隣にはポートランド市が所有するメモリアル・コロシアムがあるが(管理会社はローズ・ガーデンと同様)、ブレイザーズはアリーナの完成とともに本拠地を移転させた。かねてからプロアイスホッケーリーグNHLの新フランチャイズとしてポートランドの名前が挙がっており、ローズ・ガーデンをホームアリーナにするという推測がなされてきたが、実現には至っていない。

これまでにもWNBA(女子プロバスケットボール)、AFL(アリーナフットボール)、WISL(インドアサッカー)のチームがローズ・ガーデンを本拠地にしてきたが、いずれもチームが消滅したり移転している。

しばしばコンサートも開催されている。ちなみに、初開催はデヴィッド・ボウイとナイン・インチ・ネイルズによる共演である。

2013年8月、モダ・ヘルスに10年契約の命名権を取得した[5]

外部リンク[編集]

座標:

北緯45度31分54秒 西経122度40分0秒 / 北緯45.53167度 西経122.66667度 / 45.53167; -122.66667