川北駅 – Wikipedia

保存されているキハ22 168

川北駅(かわきたえき)は、かつて北海道標津郡標津町字川北に設置されていた、北海道旅客鉄道(JR北海道)標津線の駅である。電報略号はカキ。1989年(平成元年)4月30日、標津線の廃止に伴って廃駅となった。

駅名の由来[ソースを編集]

標津川の北にあることから[3]

貨物及び荷物取り扱い廃止までは、島式ホーム1面2線と、さらに駅舎側に貨物積降線1本、及び外側に留置線1本を有する列車行き違い可能駅であった。駅舎は構内西側(中標津方面に向かって右側)の中標津寄りにあって地面に直接建てられ、駅舎正面とホームの中標津側端が、線路上を横断する形で連絡していた。駅舎横の根室標津側には、貨物積降場が設けられていた。

貨物及び荷物取り扱い廃止後は、貨物積降線と留置線が撤去されて、島式ホーム1面2線の列車行き違い可能駅になった。

さらに無人駅化に伴って、駅舎とは反対側の1本に棒線化された。したがって、廃止時点では島式ホーム1面1線(片面使用)となっていた。

1955年まで、駅舎側貨物積降線の北側に接して、標津町古多糠まで通じる殖民軌道忠類線の停車場が置かれていた。

北海道旅客鉄道
標津線

上武佐駅 – 川北駅 – 根室標津駅
  1. ^ a b c d e f g h 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、927頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
  2. ^ 「通報 ●飯田線三河川合駅ほか186駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1986年10月30日、12面。
  3. ^ 『駅名の起源』札幌鉄道局、北彊民族研究会、1939年、169頁。NDLJP:1029473