コケガエル – Wikipedia
コケガエル(苔蛙、Theloderma corticale)は、アオガエル科に分類されるカエル。別名ベトナムコケガエル。
ベトナム固有種
体長6-8cm。オスよりもメスの方が大型になる。皮膚にはいぼが密集する。体色は緑色や赤褐色、黒褐色等が複雑に入る。体側面には斑点がない。
山地にある森林内を流れる渓流沿いに生息する。
食性は動物食で、昆虫類、節足動物等を食べる。
繁殖形態は卵生で、水上にある石や倒木等に卵を産む。
人間との関係[編集]
ペットとして飼育されることもあり、日本にも輸入されている。野生個体、繁殖個体共に流通する。日本国内でも飼育下繁殖例が知られている。山地の渓流沿いに生息するためか高温と蒸れに弱いため、通気には気をつける必要がある。
関連項目[編集]
参考文献[編集]
- 海老沼剛 「CLOSE UP CREEPERS -注目の爬虫両生類-」『クリーパー』第18号、クリーパー社、2003年、66、96-97頁。
- 海老沼剛 『爬虫・両生類ビジュアルガイド カエル1 ユーラシア大陸、アフリカ大陸とマダガスカル、オーストラリアと周辺の島々のカエル』、誠文堂新光社、2004年、50頁。
- 海老沼剛 「The World of FROGS ツブハダキガエル」『クリーパー』第25号、クリーパー社、2004年、122頁。
Recent Comments