合掌捻り – Wikipedia

合掌捻り(がっしょうひねり)とは、相撲の決まり手の一つである。

名前の由来は掛け手が両手を組む様子が手を合わせている(合掌している)ように見えることから。

2000年に行われた決まり手の改定以来、現在では相手の首の後側で両手を組んで左右どちらかにひねり倒す技とされている。

現在、幕内で最後に合掌捻りが決まったのは、1965年11月場所9日目に大心が前田川に決めた[1]のが最後である。十両の土俵では、1987年9月場所12日目に琴富士が南海龍に決めた[2]のが最後である。

現在では別の決まり手として制定されている「合掌捻り」と「徳利投げ」であるが、1957年の日本相撲協会による決まり手の制定から2000年までの間、両決まり手は共に「合掌捻り」と呼び表されていた。

徳利投げが合掌捻りの一部として扱われていた時期は比較的長かったため、プロレスやサブカルチャー等大相撲以外の分野においては、現在でも徳利投げを合掌捻りの名で呼んでいることがある。

関連項目[編集]

  1. ^ 朝日新聞東京本社版1965年11月16日付朝刊13面
  2. ^ 朝日新聞東京本社版1987年9月25日付朝刊22面