組織犯罪対策課八神瑛子シリーズ – Wikipedia
『組織対策課八神瑛子シリーズ』(そしきたいさくかやがみえいこシリーズ)は、深町秋生による日本の推理小説のシリーズ。
著者初となるシリーズ作品。2014年現在、シリーズ累計発行部数は34万部を突破している[1]。
主な登場人物[編集]
- 八神瑛子
- 警視庁上野署組織犯罪対策課に勤務する警部補で係長だが、裏で主だった署員に金を貸し協力者に仕立て、外部にも情報提供者を数多く抱えており、署内では敏腕・剛腕で通っているため警戒されており、署長が古巣の公安の刑事を使って動向を探偵させてもいる。過去に雑誌記者だった夫を亡くし、娘を流産しており、また夫の死亡に関して、訴えも届かず自殺で処理された。そのため警察組織に残りながらも警察組織を恨んでいる。
シリーズ一覧[編集]
- アウトバーン 組織犯罪対策課 八神瑛子(2011年7月 幻冬舎文庫)
- アウトクラッシュ 組織犯罪対策課 八神瑛子II(2012年3月 幻冬舎文庫)
- アウトサイダー 組織犯罪対策課 八神瑛子III(2013年6月 幻冬舎文庫)
- インジョーカー(2018年7月 幻冬舎)
テレビドラマ[編集]
シリーズ第1作の「アウトバーン」がテレビドラマ化され、『アウトバーン マル暴の女刑事・八神瑛子』のタイトルで2014年8月9日にフジテレビ系の「土曜プレミアム」枠で放送。主演は米倉涼子[2]。
劇中で米倉はドレスやミニスカート、チャイナドレスなどあらゆるファッションを着こなし[3]、場面ごとに性格や行動も七変化する“世界一ファッショナブルで世界一アウトサイダーな女刑事”を演じている[4]。また、数行ではあるが中国語のシーンにも挑戦した[5]。共同テレビの栗原美和子プロデューサーは米倉の起用について、「刑事ドラマが溢れかえる中でも、彼女が主演する刑事ドラマこそが視聴者に求められている。」と米倉ありきの企画であったと述べている[6]。
キャスト[編集]
警視庁上野中央警察署[編集]
警視庁刑事部捜査第一課[編集]
- 能代 京子(刑事部部長) – 戸田恵子
- 川上 修平(警部補・瑛子の大学時代の先輩) – 寺島進
- 沢木 哲男(管理官) – 西村雅彦
印旛会系千波組[編集]
その他[編集]
第1作[編集]
スタッフ[編集]
放送日程[編集]
話数 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 演出 |
---|---|---|---|---|
1 | 8月09日 | 米倉涼子主演最新作大人気ミステリー小説ドラマ化! 連続殺人犯VS手段選ばない美しき一匹狼! 裏には哀しき過去…驚愕の黒幕は |
龍居由佳里 | 西浦正紀 |
外部リンク[編集]
- 小説
- テレビドラマ
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