カルディツァ県 – Wikipedia

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カルディツァ県
Περιφερειακή ενότητα Καρδίτσας
測地系:

北緯39度20分 東経22度00分 / 北緯39.333度 東経22.000度 / 39.333; 22.000座標: 北緯39度20分 東経22度00分 / 北緯39.333度 東経22.000度 / 39.333; 22.000

{{{州}}}におけるカルディツァ県の位置

カルディツァ県(カルディツァけん、Περιφερειακή ενότητα Καρδίτσας)は、ギリシャ共和国のテッサリアを構成する行政区(ペリフェリアキ・エノティタ)のひとつ。県都はカルディツァ(Καρδίτσα / Karditsa)。

位置・広がり[編集]

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カルディツァ県はテッサリア地方の南西部に位置し、農業がさかんである。県都はカルディツァで、この町に因んで県名が名付けられた。

カルディツァ県の北はトリカラ県、東はラリサ県、南東はフティオティダ県、南西はエトリア=アカルナニア県およびエヴリタニア県、西はアルタ県とそれぞれ接している。

地勢[編集]

カルディツァ県の中央部および東部は、テッサリア平原の一部であり、農地が広がっている。一方で西部および南部はアグラファ山脈が連なっている。また、カルディツァの町の西側にあるプラスティラス・ダムは、テッサリア地方を中心とした地域に水を供給している。

主な河川として、メグドヴァス川とピニオス川がある。

主要な都市[編集]

カルディツァ県の西半分はアグラファ地方として知られる、ピンドス山脈がそびえる地域である。

人口が約37,000人の小さな町である県都カルディツァは、学術都市としての役割も果たしており、テッサリア大学やラリサ教育科学機関などの研究施設が置かれ、警察学校も本拠を置いている。

現在のカルディツァ県の地域は、古代マケドニア王国やローマ帝国、東ローマ帝国、テッサリア・ワラキア、オスマン帝国の支配を経て、1881年にギリシャ王国領となり、1947年までトリカラ=カルディツァ県として統治された。ギリシャ領となって県の経済と農業は急激に発展したが、第二次世界大戦とギリシャ内戦によって、甚大な被害を受けた。1950年代には再建され、インフラストラクチャー整備が向上したが、人口の流出も始まった。1980年代には県の経済は低迷し、失業率が増加している。

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行政区画[編集]

市(ディモス)[編集]

カルディツァ県は、以下の自治体(ディモス、市)から構成される。人口は2001年国勢調査時点。

旧自治体(ディモティキ・エノティタ)[編集]

カルディツァ県の旧自治体(1999年 – 2010年)

カリクラティス改革(2011年1月施行)以前の広域自治体(ノモス)としてのカルディツァ県(Νομός Καρδίτσας)は、以下の基礎自治体(ディモス)から構成されていた。改革後、旧自治体は新自治体(ディモス)を構成する行政区(ディモティキ・エノティタ)となっている。

下表の番号は右図と対応している。「旧自治体」欄で※印を付したものはキノティタ、それ以外はディモス。「政庁所在地」欄で太字になっているものは、新自治体の政庁所在地となったものを示す。

スポーツ[編集]

著名な出身者[編集]

外部リンク[編集]

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