クレイジー・イン・ラブ – Wikipedia

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「クレイジー・イン・ラブ」を披露するビヨンセとジェイ・Z(2009年、ロンドン)

クレイジー・イン・ラブ 」(英: Crazy in Love)は、アメリカ合衆国のR&B歌手、ビヨンセと、ヒップホップ・ラッパー、ジェイ・Zとの共演楽曲である。

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ビヨンセとジェイ・Z、プロデューサーのリッチ・ハリスンによって作られ、ビヨンセのソロ・デビュー・アルバム『デンジャラスリィ・イン・ラヴ』の先行シングルとなった。この曲のブラスの部分は、1970年にザ・シャイ・ライツが発表した「Are You My Woman (Tell Me So)」からのサンプリングである。

2003年7月8日に、アルバムからの先行シングルとしてリリースされ、アメリカ合衆国とイギリスのナショナルチャートで首位を獲得し、その他の国でもトップ10入りした。この楽曲にはさまざまな批評も受け、ビヨンセ自身も様々な賞を受賞した。

2021年、「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500 (The RS 500 Greatest Songs of All Time) 」において、16位にランクされている[1]

タイアップ[編集]

2002年、ビヨンセはペプシコ社と契約、同社のCMに出演するようになり、この曲もBGMとして使われた[2]

この曲は2004年のロマンティックコメディ映画『ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月』の公式サウンドトラックにも収録された[3]。同じころ、アメリカ合衆国のコメディ映画『最凶女装計画』と、『TAXI NY』のサウンドトラックにも用いられた。2007年にはコメディ映画『噂のアゲメンに恋をした!』でもサウンドトラックに収録された[4]

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All of Usの Cliffhanger でも RobertとNeesee がこの曲を間違えた。

カバー・リミックス[編集]

アジア版『デンジャラスリィ・イン・ラブ』には、ラップがF4のヴァネス・ウーによる北京官話のラップに差し替えられたものもある[5]
この曲は Rockwilder remix, Maurice’s Nu Soul remix, and Juniors World remixといったリミックス版があり、クレイジー・イン・ラブのシングルに収録された[6]

この曲はさまざまなバンドにカバーされており、イギリスのロックバンドザ・マジック・ナンバーズがこの曲をカバーした際は、オーストラリアのラジオ局 Triple JのLike a Version CD/DVDの第3巻に収録された。アメリカ合衆国のオルタナティブ・ロックバンド、スウィッチフットは、 Yahoo!のCoverArtという企画でこの曲のカバーを行った[7]。スウィッチフットが曲の fundamental elementをいじる際、スウィッチフットは自身の『ロック魂』を込めたとのこと[7] 。スウィッチフットによるカバー版のビデオは Yahoo! Pepsi Smash websiteで見ることができる。

2003年には、アイルランドのシンガー・ソングライターMickey Joe Harteがチャリティアルバム Even Better Than the Real Thing Vol. 1でアコースティックのカバーをした。これ以外にも、オーストラリアの歌手ジェシカ・マーボイ、イギリスの3人組プッピーニ・シスターズ、ポーランドの歌手 Nina Cieślińska,スコットランドのロックバンド スノウ・パトロールもカバーした。

ザ・マジック・ナンバーズ版は2007年にリリースされたスターバックス (Hear Music) のコンピレーションアルバム Sounds Eclectic: The Covers Projectに収録された。Antony and the Johnsonsがツアーでこの曲のカバーを行ったが、レコーディングはされなかった。

関連項目[編集]

  • 渡辺直美(「和製ビヨンセ」としてコントのレパートリーに同曲が用いられる)


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