ミツアキタービン – Wikipedia

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ミツアキタービン
2004.4.29 Mitsuaki Turbine.jpg

2004年4月29日 笠松競馬場にて

欧字表記 Mitsuaki Turbine
品種 サラブレッド
性別
毛色 芦毛
生誕 2000年4月4日
死没 不明(2012年2月1日用途変更)
抹消日 2009年11月26日
ライブリマウント
カネミタービン
母の父 Swift Swallow
生国 日本の旗 日本(北海道新冠町)
生産者 山内鈴子
馬主 山本光明
調教師 海方栄二(上山)
→加藤健(笠松)
→田口輝彦(笠松)
競走成績
生涯成績 46戦13勝
(地方競馬37戦12勝、中央競馬7戦1勝)
獲得賞金 1億4705万5000円(地方競馬)
3122万5000円(中央競馬)
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ミツアキタービンは日本の競走馬。全盛期にはオグリキャップ記念、ダイオライト記念のダートグレード競走2勝を挙げ、9歳になっても地方競馬の重賞で2勝をあげるなど、脚部不安に悩まされながらも息の長い活躍を続けた。

競走馬として[編集]

2歳[編集]

2002年11月24日に上山競馬場でデビュー。JRA認定競走の初戦は2着に敗れたが、2戦目で勝利して認定資格を獲得、そのまま笠松競馬場に移籍する。

3歳[編集]

1月1日に笠松初出走。古馬との混合競走に出たが4馬身差をつけて圧勝。ゴールドジュニアは2着、その後JRAの競走やダートグレード競走に挑戦を続けた。名古屋優駿、サラブレッドチャレンジカップでそれぞれ4着、ダービーグランプリでは3着に入り、笠松重賞の岐阜金賞を勝利したあと挑んだJBCクラシックでも5着入賞。力のあるところを見せる。そして中京競馬場の1000万条件戦である香嵐渓特別へ。後に重賞2勝を挙げるアンドゥオールに4馬身差、3着馬に9馬身差を付けて圧勝した。

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4歳[編集]

地元の重賞東海ゴールドカップで8馬身差の圧勝を飾ると、平安ステークスに挑戦したものの6着に終わった。続くフェブラリーステークスでは先行して粘りこみアドマイヤドンから0.2秒差の4着に善戦した。そして、船橋競馬場で行われたダイオライト記念。やや下降線だったカネツフルーヴを押さえて1番人気に支持されると、レースでも逃げたカネツフルーヴを捕らえイングランディーレ以下に4馬身差をつけて圧勝。ダートグレード競走初勝利を挙げた。更にオグリキャップ記念でも単勝1.1倍の圧倒的1番人気に支持され、直線では後続を大きく離してカネツフルーヴとの一騎討ちの末、1馬身差を付けてダートグレード競走2連勝を飾った。しかし、ここで屈腱炎を発症し、休養に入った。

5歳[編集]

6月1日にローレル争覇で1年2ヶ月ぶりに出走。高崎競馬場から移籍してきたタワリングドリームとの競り合いを制したが、再び脚部不安を発症し、休養に入る。結局5歳時はこの1走のみで終わった。

6歳[編集]

前走からちょうど1年経った5月31日のローレル争覇。同厩のエンシェントに差され2着に終わる。そして、またもや半年の休養。笠松グランプリで復帰すると3番手から抜け出して快勝した。しかし、またもや脚部不安で休養に入る。

7歳[編集]

ローカル重賞になったオグリキャップ記念から出走するも、5着。ローレル争覇は圧勝するが、帝王賞は13着に。その後川崎競馬場のスパーキングサマーカップ、園田競馬場の姫山菊花賞、水沢競馬場のオッズパークグランプリに出走するが、いずれも勝つことができず、地元の笠松グランプリでも4着に終わる。

8歳[編集]

報知オールスターカップから始動。この年はコンスタントにほぼ月1回のローテーションで12走するが、A2特別で1勝した他は、全て4着以下となった。

9歳[編集]

2年連続出走の報知オールスターカップでは惨敗するが、ウインター争覇を2着、そしてマーチカップで2着に6馬身差をつけ久々に勝ち星を挙げ、2年4ヶ月ぶりの重賞勝利を飾った[1]。続く東海桜花賞は6着、久々のJRAでのレースとなった東海ステークスでは13着。名古屋の名港盃では7着。そして、8月20日のくろゆり賞では好位から抜け出し勝利したが、レース後歩様が悪化、蹄を痛め全治1年以上がかかるとのことで、引退が決定された[2]。11月23日に笠松競馬場で引退式が行われた。

種牡馬時代[編集]

オーナーの牧場であるミツアキ牧場で種牡馬として繋養入りし[3]、初年度は4頭と交配しすべて受胎済み[4]
その産駒から2013年12月28日にミツアキクロクマが笠松競馬場で初勝利を挙げたが、ここまで重賞勝ちの馬は出ていない。

なおミツアキ牧場閉鎖の関係で、2012年2月に廃用となった。廃用後の消息は分かっていない。

主な勝ち鞍[編集]

ダートグレード競走[編集]

  • ダイオライト記念 (GII)
  • オグリキャップ記念 (GII)

重賞[編集]

  • 岐阜金賞 (SPI)
  • 東海ゴールドカップ (SPI)
  • 笠松グランプリ (SPI)
  • くろゆり賞 (SPI)
  • マーチカップ (SPII)
ミツアキタービンの血統(リファール系 / Northern Dancer4x3=18.75%、Almahmoud 5×5=6.25%) (血統表の出典)

ライブリマウント
1991 栗毛

父の父

*グリーンマウント
Green Mount
1983 鹿毛

Lyphard Northern Dancer
Goofed
Green Valley Val de Loir
Sly Pola

父の母

シナノカチドキ
1975 黒鹿毛

*Fathers Image Swaps
Cosmah
シナノイスズ *グレイモナーク
シナノクイン

カネミタービン
1993 芦毛

母の父

*スイフトスワロー
Swift Swallow
1977 鹿毛

Northern Dancer Nearctic
Natalma
Homeward Bound Alycidon
Sabie River

母の母

ハヤテフジコ
1985 芦毛

*ミルジョージ Mill Reef
Miss Charisma
シルバーホーク See Hawk
タマタケF-No.2-r
[脚注の使い方]

外部リンク[編集]

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