沈瑞麟 – Wikipedia

沈 瑞麟(しん ずいりん)は清末民初、満州国の政治家・外交官。字は硯裔。 清朝の挙人で、1902年(光緒28年)、ベルギー公使館の随員となる。1908年(光緒34年)、ドイツ公使館の代理二等参賛となり、万国保護文芸美術版権公会会員も兼任した。1909年(宣統1年)、清朝の外務部参議に異動する。その翌年、駐オーストリア公使に任じられた。[1][2] 1912年(民国元年)、中華民国成立後も引き続き駐オーストリア公使をつとめる。1917年(民国6年)8月、北京政府の対オーストリア宣戦と共に帰国した。1918年(民国7年)8月から1920年(民国9年)9月まで和約研究会副会長をつとめる。1921年(民国10年)、ワシントン会議中国代表団の顧問をつとめた。[1][2] 1922年(民国11年)1月、北京政府外交部次長に任じられた。1925年(民国14年)2月、臨時執政段祺瑞の下で外交総長に昇格し、関税特別会議委員長も兼任した。同年12月、許世英内閣の成立とともに、外交総長を辞任する。1927年(民国16年)6月、潘復内閣で内務総長に任命された(北京政府最後の内務総長である)。翌年には、督弁京都市政事宜も兼ねている。北京政府崩壊後の1929年(民国17年)、中東鉄路理事兼東北辺防司令長官公署参議となる。[1][2] 1932年(大同1年)に満州国が成立すると、北満鉄路首席理事に就任する。1933年(大同2年)、満州国執政府の中令に任じられた。愛新覚羅溥儀が皇帝に即位した1934年(康徳1年)3月、執政府中令から改組されて宮内府大臣となった。1935年(康徳2年)5月21日、参議府参議に移る[3]。1940年(康徳7年)5月、参議府参議から罷免され、祭祀府副総裁に転じた。[1][2] 1945年8月に満州国が崩壊すると、沈瑞麟はソ連軍に逮捕されてしまう。その後、沈はシベリアへ護送されかけたが、体調不良のために北安省(北安県?)に留め置かれ、同年中に同地で死去した。享年72。[1] ^ a b c d e 王ほか主編(1996)、870頁。 ^ a b c d

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それいけ!アンパンマン てのひらを太陽に – Wikipedia

『それいけ!アンパンマン てのひらを太陽に』(それいけアンパンマン てのひらをたいように)は1998年7月25日公開の映画『それいけ!アンパンマン』シリーズ通算第10作。同時上映作品は『それいけ! アンパンマン アンパンマンとおかしな仲間』(それいけアンパンマン アンパンマンとおかしななかま)。 全日本私立幼稚園連合会、社会福祉法人日本保育協会推薦作品。キャッチコピーは『かならずぼくがたすけにいくよ くらやみの世界に太陽を!!』。 映画化10年記念作品および日本テレビ開局45年記念作品として制作された。 本作ではやなせが作詞した童謡「手のひらを太陽に」をテーマにしており、シャイン王子とブラック大魔王との戦いにアンパンマン達が巻き込まれていくことから物語は進んでいく。 脚本の藤田伸三は95年からテレビシリーズの脚本を手掛けていたものの、劇場版は初登板だった。ゲスト声優として、ヒロインのリナちゃん役に菊池桃子、シャイン王子役に前作「虹のピラミッド」でレインボー王子を演じた福澤朗が起用された。なお、本作はまだセル画が中心であるが、CGが多用されている。 配給会社である松竹富士は1999年8月31日に経営合理化で解散したため、本作を最後にアンパンマン映画シリーズの配給を終了している。次作「勇気の花がひらくとき」からは、東京テアトルとメディアボックスの共同配給となった。 劇場版本編にどんぶりまんトリオが登場しない初めての作品でもあり、本作以降は不定期出演となる。本作は強制変身ではなく、敵によって石化される。石化は第5作『恐竜ノッシーの大冒険』以来5年ぶりである。 あらすじ[編集] だいこん役者率いるでんでん一座がお芝居をしにやって来た。一座の中にはオカリナが上手なリナちゃんの姿もあったが、リナちゃんはいつも寂しそう。 それは、かつてくらやみ谷でブラック大魔王と戦い、自ら封印されたシャイン王子を想っていたからであった。彼女の気持ちを知っただいこん役者たちはSLマンに乗って、くらやみ谷に行くことを決意する。 一方、この話を聞いたばいきんまん達も早速くらやみ谷へ向かったが、壺に封印されていたブラック大魔王を復活させてしまったのだ。 世界はブラック大魔王によって闇に包まれ、くらやみ谷へ向かったSLマンたちの身にも危機が迫る。アンパンマン達は世界を暗闇から守ることができるのか? 登場キャラクター(キャスト)[編集] 詳細はアンパンマンの登場人物一覧を参照。

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志摩市歴史民俗資料館 – Wikipedia

旧志摩市立磯部郷土資料館の館内(おばあちゃんの家) 志摩市歴史民俗資料館(しましれきしみんぞくしりょうかん[2])は三重県志摩市にある郷土史博物館。ここでは建物を共有する志摩市役所磯部支所・志摩市磯部生涯学習センター・志摩市立図書館磯部図書室、前身の志摩市立磯部郷土資料館についても記述する。 歴史民俗資料館・磯部図書室・磯部生涯学習センター・志摩市役所磯部支所の4つの機能が1つの建物の中に納まっている。建物は市町村合併前の磯部町が役場新庁舎として建設を開始し、合併後の2005年(平成17年)2月22日に竣工した[3]。 歴史民俗資料館[編集] 建物1階北側(1階正面玄関より向かって左側)に設置。 「志摩の暮らしや文化を保存し、宝物を展示することによって、市民共有の財産として、後世に伝える」ことを目的とする[4]。あけぼの(考古資料)、まつり(民俗文化財)、くらし(民具など)、生業(仕事)、回想法(昭和の暮らし)の5つのコーナーからなる[5]。 開館記念イベントとして、三重県立博物館の移動展示会「海の恵みとにぎわい〜英虞湾と熊野灘から」が行われ[5]、「海を支える森」、「英虞湾の干潟の自然」、「エビ網漁のにぎわい」、「熊野灘にすむクジラたち」の4章に分けて展示された[4]。 2016年3月2日、当館所蔵品(一部は迫塩収蔵庫で保管)のうち3,828点が「志摩半島の生産用具及び関連資料」として日本国の登録有形民俗文化財に登録を受けた[6]。登録された生産用具の多くは志摩民俗資料館から引き継いだ農耕・漁労に関する生産用具であり、賢島にあった国立真珠研究所(増養殖研究所の前身の1機関)から引き受けた資料をも含んでいる[6]。 磯部図書室[編集] 建物1階南側(1階正面玄関より向かって右側)に設置。 蔵書数:14,056冊(平成7年度)→30,832冊(平成18年度)→31,968冊(2008年3月31日現在) 貸出冊数:16,288冊(平成20年度) 施設概要:一般開架室、事務室、書庫、文庫コーナー 利用方法・条件:志摩市立図書館#利用方法・条件を参照。 磯部生涯学習センター[編集] 建物2階北側(歴史民俗資料館の真上)に設置。2005年(平成17年)2月22日に竣工し、同年3月3日にジャズボーカルグループ「BREEZE」(メンバーの小菅けいこが志摩市磯部町出身)を迎えて開館記念コンサートが開かれた[3]。 施設概要:多目的ホール(400人収容)、控え室、和室、実習室 志摩市役所磯部支所[編集] 建物2階南側(磯部図書室の真上)に設置。 設置係:地域振興係(総務・税務収納・地域振興)、市民サービス係(住民窓口)、志摩市教育委員会磯部分室

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木田宏 – Wikipedia

木田 宏(きだ ひろし、1922年(大正11年)2月22日[1] – 2005年(平成17年)6月27日[1])は、日本の官僚。元文部事務次官。教育評論家。出生・出身は広島県とするものと和歌山県とするものがある[脚注 1]。 目次 1 来歴 2 略歴 3 家族・親族 4 参考文献 5 脚注・出典 5.1 脚注 5.2

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デソーターMk.II – Wikipedia

Shuttleworth CollectionのDesoutter Mk.I デソーターMk.II(Desoutter Mk.II)はイギリスの単葉観測機である。ロンドンのクロイドン飛行場にあったデソーター飛行機会社で製作された。 1920年代の後半、イギリスの有名なパイロット、Marcel Desoutter(フランス移民の息子でフランス読みではマルセル・デスーテ)はデソーター飛行機会社を設立し、オランダのコールホーフェン FK41のライセンス生産を計画した。FK41は近代的な設計が注目されていた。ライセンス契約を得て、クロイドン飛行場の ADC Aircraft factoryの跡地で組み立てが準備された。 オランダで製造されたF.K.41の2機目の機体(登録記号 G-AAGC)は1929年7月にデソーター・ドルフィンの名前で展示された。ドルフィンの名前は使われなくなり、デソーターと呼ばれるようになり、翌年デソーター Iとなった。National Flying Services Ltdは大量発注を行い19機が引き渡された。これらの飛行機は黒と鮮やかなオレンジで塗装され、各地のイギリスの飛行クラブで訓練や観光飛行などにもちいられた。1930年にはニュージーランドから注文を受け、オーストラリアのシドニーまで飛行し、ニュージーランドまで船に運ばれた。1930年に発展型のデソータIIが作られた。デ・ハビランド ジプシーIIIエンジンに換装され、エルロンと尾翼、ブレーキが改造された。 28機の Mk.Iと13機の

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ピーティー・ウィリアムズ – Wikipedia

ピーティー・ウィリアムズ(Peter “Petey” Williams III、1982年8月26日 – )は、カナダのプロレスラー。オンタリオ州ウィンザー出身。 主戦場は六角形リングが特徴のTNAで、クルーザー級の選手を中心にエクストリームなレスラーが戦うTNA独特の試合形式「Xディビジョン」で活躍、また同団体ユニット「チーム・カナダ」のリーダーを務めていた。 特徴はエクストリームなカテゴリーのレスラーらしく、クリストファー・ダニエルズ、AJスタイルズ同様人間離れしたムーヴ。その跳躍力と正確性で観客を驚かせている。 2001年、カナダレスリングスクールに入門。後に「チーム・カナダ」のマネージャーとなるスコット・ダモールのもと、Xディビジョンで戦うことになるクリス・セイビンとともにレスリングの訓練を受け、2002年ダモアの主催するインディー団体でプロレスデビューを果たした。 高校生の時からもうすでに必殺技カナディアン・デストロイを使っていたと発言していたが、その真偽はかなり疑わしい。数年間カナダやアメリカ北東部のインディー系団体を点々とする日々を送った後2004年2月25日にTNAデビューを果たした。「チーム・カナダ」入りしたのもこの時だった。その後TNA独自の王座であるXディビジョン王座を5回、サモア・ジョーに敗れるまで約5か月間にわたり防衛する。使用しているタイツとサポーターにカナダの象徴、メイプルリーフ(サトウカエデ)をあしらった模様をつけている。 2004年8月、剛竜馬が主催したWAP(活動休止)のディファ有明大会、VS斗猛矢にて日本デビューを果たした。 2006年にはチーム・カナダの解散、ベビー・ターンを行った。その後Xディヴィジョンの代表的選手として試合を続けていた。 2008年1月には新日本プロレスのレッスルキングダムII IN 東京ドームに来日。 2009年2月にTNAを離脱。全日本プロレスに初参戦を果たし、4月のジュニアタッグリーグ戦にフィル・アトラスとのタッグで出場(2勝3敗、勝ち点4)。サマー・アクション・シリーズにて行われるジュニア・ヘビー級リーグ戦にも参加が決定した。 2013年、TNAのOne Night Only PPVに出場すると共に、3月にはロスターとして復帰を果たした。

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神奈川県立三ツ池公園 – Wikipedia

三ツ池公園 中の池(2012年(平成24年)4月) 分類 都市公園(総合公園) 所在地 日本 神奈川県横浜市鶴見区三ツ池公園、梶山一丁目、上末吉四丁目 座標 北緯35度31分22.4秒 東経139度39分37.1秒 / 北緯35.522889度 東経139.660306度 / 35.522889; 139.660306座標: 北緯35度31分22.4秒 東経139度39分37.1秒 / 北緯35.522889度

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イスラエル・バスケットボール・プレミアリーグ – Wikipedia

シーズン 優勝 準優勝 1953–54 マッカビ・テルアビブ ハポエル・ホロン 1954–55 マッカビ・テルアビブ ハポエル・ホロン 1955–56 第二次中東戦争により中止 1956–57 マッカビ・テルアビブ ハポエル・テルアビブ 1957–58 マッカビ・テルアビブ ハポエル・テルアビブ 1958–59 マッカビ・テルアビブ ハポエル・テルアビブ

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ペインテッド・ヒルズ – Wikipedia

座標: 北緯44度39分41秒 西経120度16分23秒 / 北緯44.6615223度 西経120.2730726度 / 44.6615223; -120.2730726 ペインテッド・ヒルズ(英: Painted Hills)は、ジョン・デイ化石層国定公園を構成するアメリカ合衆国オレゴン州ウィーラー郡の一地域の名称である。[1]ベンドの東 121 km (75 mi)、ミッチェルの北西 14 km (9 mi)

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魔界英雄記マキシモ – Wikipedia

『魔界英雄記マキシモ マシンモンスターの野望』(まかいせんきマキシモ マシンモンスターのやぼう、英題:Maximo vs. Army of Zin)は2003年9月18日に発売されたカプコンのアクションアドベンチャーゲームである。アメリカのカプコンUSAの子会社カプコン・スタジオ8(旧カプコン・デジタル・スタジオ)により開発。プラットフォームはPlayStation 2のみ。魔界村からの派生作品の一つで、『マキシモ』の続編。キャラクターデザインは前作と同様、松下進。本作は前作と異なり、日本語音声ではなく英語音声となっている。 ストーリー[編集] マキシモが魔王アキリーを倒し、王国の平和を取り戻してから8ヶ月。彼は相棒の陽気な死神グリムとともに、行方不明のソフィア姫を探して旅を続けていた。そんな彼らの前に、思いがけない敵が現れる。砲弾型の輸送装置で天から降り立って、村を焼き、罪なき人々を殺戮する神出鬼没のマシンモンスター「ジン」の大軍団だ。この機械仕掛けの怪物たちは500年前にも大暴れして、世界を破滅の淵に追い詰めたという。しかし「ジン」たちは、ハークモア男爵家の城内に厳重に封印されているはずだったが…?とにかく、目の前の暴虐を捨てておくことはできない。謎を解き、人々を守り、邪悪な野望を打ち砕くため、英雄マキシモは再び立ち上がった。 キャラクター[編集] マキシモ 主人公。 8ヶ月前、魔王アキリーの動乱を鎮めて王国に平和を取り戻したが、行方不明となった最愛の婚約者ソフィア姫を探して、今も冒険の旅を続けている。 今作ではハンマーやフレイムソードなど多彩な武器を使用する。 グリム・リーパー マキシモと行動を共にする死神。 不気味な外見に似合わず陽気な性格だが、悪人相手には容赦なく恐るべき魔力を振るう。 今作では召喚することで一定時間グリムとしてプレイすることが可能になった。 ティンカー

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