イン・コンサート (テン・イヤーズ・アフターのアルバム) – Wikipedia
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『イン・コンサート』(原題:Undead)は、イングランドのロック・バンド、テン・イヤーズ・アフターが1968年に録音・発表した、キャリア初のライブ・アルバム。通算2作目のアルバムに当たる。
バンドは当初、1968年6月までに2作目のスタジオ・アルバムを完成させる予定だったが、同月よりバンド初のアメリカ・ツアーが行われることになり、スケジュール上の問題からライブ・アルバムの制作に変更された[4]。後にウッドストック・フェスティバルのパフォーマンスで話題を呼ぶ曲「アイム・ゴーイング・ホーム」は、本作が初出である[5]。
2002年リマスターCDには、同じ公演で録音されたライブ音源4曲がボーナス・トラックとして追加され、そのうち「スタンディング・アット・ザ・クロスローズ」は、1972年発売のコンピレーション・アルバム『Alvin Lee & Company』にも収録されていた[4]。
反響・評価[編集]
バンドは本作で初めて全英アルバムチャート入りを果たし、7週トップ100入りして最高26位を記録した[2]。アメリカでは14週Billboard 200入りし、1968年10月19日付のチャートで最高115位を記録した[3]。
Jim Newsomはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「このアルバムにおける真の聴き所は、”I May Be Wrong, But I Won’t Be Wrong Always”とウディ・ハーマンの”Woodchopper’s Ball”という、長いジャズのジャム2曲が収録されたサイド1である」と評している[5]。
特記なき楽曲はアルヴィン・リー作。
LP[編集]
- Side 1
- アイ・メイ・ビー・ロング – “I May Be Wrong, But I Won’t Be Wrong Always” (Alvin Lee, Chick Churchill, Leo Lyons, Ric Lee) – 9:50
- ウッドチョッパーズ・ボール – “Woodchopper’s Ball” (Woody Herman, Joe Bishop) – 7:40
- Side 2
- スパイダー・イン・ユア・ウェブ – “Spider in Your Web” – 7:50
- サマータイム〜山東省のキャベツ – “Summertime/Shantung Cabbage” (George Gershwin/R. Lee) – 6:00
- アイム・ゴーイング・ホーム “I’m Going Home” – 6:30
2002年リマスターCD[編集]
- ロック・ユア・ママ – “Rock Your Mama” – 3:54
- スプーンフル – “Spoonful” (Willie Dixon) – 6:42
- アイ・メイ・ビー・ロング – “I May Be Wrong, But I Won’t Be Wrong Always” (A. Lee, C. Churchill, L. Lyons, R. Lee) – 10:01
- サマータイム〜山東省のキャベツ – “Summertime/Shantung Cabbage” (G. Gershwin/R. Lee) – 5:54
- スパイダー・イン・ユア・ウェブ – “Spider in Your Web” – 7:52
- ウッドチョッパーズ・ボール – “Woodchopper’s Ball” (W. Herman, J. Bishop) – 7:38
- スタンディング・アット・ザ・クロスローズ – “Standing at the Crossroads” (Robert Johnson) – 5:12
- 泣きたい心〜エクステンション・オン・ワン・コード〜泣きたい心 – “I Can’t Keep From Crying, Sometimes/Extension on One Chord/I Can’t Keep From Crying, Sometimes” (Al Kooper/A. Lee, C. Churchill, L. Lyons, R. Lee) – 17:04
- アイム・ゴーイング・ホーム – “I’m Going Home” – 6:24
参加ミュージシャン[編集]
脚注・出典[編集]
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