くまもと中央カントリークラブ – Wikipedia

くまもと中央カントリークラブ(くまもとちゅうおうカントリークラブ)は、熊本県菊池市にあるゴルフ場である。

「くまもと中央カントリークラブ」の前身は、1959年(昭和34年)に開業した「三木PLカントリークラブ」(熊本県菊池郡合志町、6,750ヤード、パー72)である[1]。その後、熊本県菊池野地区の丘陵地、東に阿蘇山、西に金峰山を望む雄大なスケールを持つ菊池野に、コース設計家・上田治の手によって 1963年(昭和38年)9月2日、「熊本中央カントリークラブ」18ホールのゴルフ場が開場された[1]

コースは、上田治の設計思想による戦略性の高いレイアウトに加え、グリーン周辺の難しさと高速グリーンが特徴である。コースレートは、チャンピオンティでは74.8と、熊本県内ではナンバーワンの難易度で、距離7,000ヤード以上と、九州を代表する難易度の高いコースである[1]

2001年(平成13年)6月、世界のゴルフ界の標準が1グリーンとゆうことから、鈴木正一の監修のもと、中村享治の改造設計により2グリーンを1グリーンに改造された[1]。同時に、グリーンの改造を機に、コース名称の熊本中央カントリークラブを「くまもと中央カントリークラブ」に名称変更された[1]

また、2007年(平成19年)の日本シニアオープンゴルフ選手権競技で、青木功プロが最終ラウンドで65(年齢65歳)を記録してエージシュート&逆転優勝を飾ったコースとしても知られている[1]

〒869-1205 熊本県菊池市旭志川辺1217番地

コース情報[編集]

  • 開場日 – 1963年9月2日
  • 設計者 – 上田 治、鈴木 正一(監修)、中村 享治(改造設計)
  • 面積 – 781,000m2(約23.6万坪)
  • コースタイプ – 丘陵コース
  • コース – 18ホールズ、パー72、7,270ヤード、コースレート73.9
  • フェアウェー – コウライ
  • ラフ – ノシバ
  • グリーン – 2グリーン、ベント
  • ラウンドスタイル – キャディ・セルフ選択可、キャディ付は歩きプレー、セルフはカート付、1組4人が原則、状況によりツーサム可、乗用カート(5人乗り・2人乗り)、歩き(手引きカート)自走式 
  • 練習場 – 16打席230ヤード
  • 休場日 – 月曜日を休場、12月31日、1月1日[2][3]

クラブ情報[編集]

ギャラリー[編集]

交通アクセス[編集]

関連文献[編集]

  • 『ゴルフ場ガイド 西版』、2006-2007、「くまもと中央カントリークラブ」、東京 ゴルフダイジェスト社、2006年5月、2021年9月18日閲覧

関連項目[編集]

外部リンク[編集]