Month: January 2018

アンディ・フグ – Wikipedia

アンディ・フグ(Andy Hug、1964年9月7日 – 2000年8月24日)は、スイスの男性空手家、キックボクサー。チューリッヒ出身。K-1 GRAND PRIX ’96王者。ドイツ語読みではアンドレーアス・フーク(Andreas Hug〔アンドレェアス:andréːas〕〔フゥク:húːk〕)の発音が近い。 概要 ピーター・アーツ、アーネスト・ホースト、マイク・ベルナルドと共に創成期のK-1四天王として君臨し、K-1ファイターの中では決して大きくない体で、負けても負けても立ち上がる不屈の戦いぶりとリベンジマッチでの強さ、そしてCMやテレビ番組で見せるユーモア溢れる人柄も併せ、K-1の人気を押し上げることに大きく貢献した。 母国スイスでも非常に高い人気を誇り、K-1スイス大会でのアンディの試合のスイス国営テレビの平均視聴率は50%を超え、テニスのマルチナ・ヒンギスやサッカーのスイス代表の試合よりも高かった。 得意技は踵落とし、下段後ろ回し蹴り(フグトルネード)、左フック。入場時にはゴットハードの『Fight for Your Life』(邦題:闘え!アンディ・フグ)やクイーンの「ウィ・ウィル・ロック・ユー」をテーマ曲に使用していた。 踵落としについてはテコンドーのネリチャギとの類似性が見られるが、アンディはインタビューで、空手の蹴り技の一つ「内回し蹴り」を応用した技であり、ネリチャギ自体は踵落としを使うようになった後で知ったと語っている。空手時代のライバルであった増田章は「踵落しよりも下段回し蹴りが強烈だった。アンディの素晴らしい所は踵落しで攻撃を散らし、決め技の下段回し蹴りに繋げて相手を倒していた[1]」と述べており、実際にアンディは、第4回オープントーナメント全世界空手道選手権大会では桑島靖寛、アデミール・ダ・コスタをその流れで一本勝ちを奪っている。 家族は、妻・イローナと息子・セイヤ(空手の掛け声から命名)の2人。 来歴 スイス・チューリッヒに、フランス外人部隊に所属するフランス系スイス人の父親と、ドイツ人の母親の間に生まれた。父親は息子のアンディに会うこと無くタイで死去、女手一つでは育てられなくなった母親は、アンディを児童養護施設に預けた。その後アンディは、祖父母に引き取られアールガウ州ブレンガルテン区ヴォーレンで育った。 幼少期のアンディはサッカー少年であったが、ブルース・リーに憧れて10歳より極真空手を始める。

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