ポールゲート駅 – Wikipedia
ポールゲート駅(Polegate railway station)は、イギリスのイースト・サセックス州ポールゲートにあるイースト・コーストウェイ線の鉄道駅で、ゴヴィア・テムズリンク・レールウェイが列車を運行している。
初代駅舎[編集]
初代ポールゲート駅は1846年6月27日に、ロンドン・アンド・ブライトン鉄道のブライトン – ヘイスティングス間開業と同時に開業した。開業当初は近隣のヘイルシャムやサウス・ボーンへのアクセスを担っていた[1]。1849年にはヘイルシャムからイーストボーンまでの支線が開業し、ポールゲートは乗り換え駅として発展した。
2代目駅舎[編集]
1881年、カックー線の延伸に伴って2代目駅舎が同じ場所に開業した。2代目駅舎にはプラットホームが4面整備された。1935年にはイースト・コーストウェイ線が電化され、より多くの列車が運行されるようになった。ただカックー線はヘイルシャム以北が1965年、ポールゲート – ヘイルシャム間が1968年に廃線となった。1969年にはペヴェンジー(ストーン・クロス信号場)への支線が閉鎖され、上り線が撤去された。下り線は1974年にストーン・クロス信号場からのみアクセス可能な1マイル長のエンジニア用側線となるまで、事業用車用に開放されていたが、1984年にはこれも撤去された。
1986年、3代目駅舎が440ヤード西側に開業したことに伴い、2代目駅舎は閉鎖された。この際駅の下にあった地下道も閉鎖されたことで話題となった。この地下道は鉄道利用者以外も利用することができ、踏切を利用せずに町の反対側へ行ける近道となっていたが、地下道閉鎖後は踏切でしか反対側へ行けなくなっている。また地上の構造物は2017年5月まで残されていた。
現駅舎[編集]
1986年、現在の駅舎が開業した。建設を担当したのは当時の列車運航会社であるネットワーク・サウスイーストで、翌年には地元国会議員のイアン・ガウの臨席の下で開業式典が行われた。貨物ヤードがあった場所は商業エリアや駐車場として整備されている。
ヘイルシャム、ぺヴェンジーへの路線跡は自転車道として整備されており、現在でも廃線跡を辿ることができる。
運行頻度[編集]
平日オフピーク時の運行頻度は以下の通り
相対式ホームを有する地上駅。予約ホールのほか3つの待合室が設置されており、ホーム間を歩道橋で移動することができる。
のりば[編集]
- ナショナルレール
- ■ サザン(ゴヴィア・テムズリンク・レールウェイ)
- イースト・コーストウェイ線
- ロンドン・ヴィクトリア発イーストボーン行き
- ルイス駅 – ポールゲート駅 – ハンプデン・パーク駅
- ロンドン・ヴィクトリア発オア行き
- ルイス駅 – ポールゲート駅 – イーストボーン駅
- 速達列車
- ルイス駅(バーウィック駅[2] ) – ポールゲート駅 – イーストボーン駅(ハンプデンパーク駅[2])
- 各駅停車
- バーウィック駅 – ポールゲート駅 – ハンプデンパーク駅
- ロンドン・ヴィクトリア発イーストボーン行き
- イースト・コーストウェイ線
- ^ Vic Mitchell and Keith Smith. South Coast Railways – Brighton to Eastbourne. Middleton Press. pp. various.
ISBN 0-906520-16-9
- ^ a b 日曜日のみ
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