Month: April 2020

アルパイン (企業) – Wikipedia

アルパイン株式会社(英: ALPINE ELECTRONICS, INC.)は、東京都大田区に本社を置くアルプスアルパイングループの企業。 2020年3月までは、自動車用音響機器(カーオーディオ)、情報通信機器(カーナビ、カーAV、複合商品)メーカーであったが、同年4月1日付で会社分割により、商標権・子会社管理を除いた全事業をアルプスアルパインに継承した。 1967年(昭和42年)、アルプス電気と米国モトローラ社の合弁会社アルプスモトローラとして誕生。当初は8トラックカセットデッキプレーヤーなどを生産していた。 その後1978年(昭和53年)にアルパインに社名を変更。アルパインブランドでのカーオーディオをメインに生産・販売する一方、ALPINE/LUXMANブランドで高級ホームオーディオを手がけていた時期もあった(1990年代にホームオーディオは撤退)。現在ではカーナビカーAVに加え、車載カメラなどドライブアシスト機器も手がける。更に、インテリアからエクステリアまでトータルコーディネートした「アルパインスタイル」というカスタマイズカーも手がけている。デザインコンセプトは、スポーツ、スパルタン、シャープ、シンプル、スマートの頭文字から成る「5S」である。 早くから海外展開をしており、現在の売上比率も海外がその9割近くを占める。また自動車メーカー向けビジネスが成長し、売上げの8割近くを占める。主な取引先は本田技研工業をはじめ、メルセデス・ベンツ、BMWなど高級車ブランドが多い。日産の純正品も手がけていた時期もあった。 いわき本社内にある評価センターは、車載機器メーカーとしては本格的な製品評価施設で、製品に対する様々な評価テストが行われているが、2000年(平成12年)にこの施設内の不整路テストコースで、映画「千と千尋の神隠し」の制作協力が行われた(砂利道を走る千尋の父が運転するアウディの走行音の収録)。 地域活性化に積極的であり、毎年8月頃にいわき事業所にて地域住民も参加する夏祭りを開催している。従業員や芸能人によるステージショー、花火などが行われる。 アルパインブランド[編集] 社名の由来[編集] アルパインの社名は、親会社のアルプス電気、また世界的に有名なアルプス山脈から、いつかはそのような圧倒的な存在感のある企業になるように、つまり「アルプスのような」という形容詞に由来している。 ロゴマーク[編集] 「/////ALPINE」ロゴマークの5本線はファイブ・ストライプスと呼ばれ、「最高の技術・最高の製品・最高のマーケティング・最高のサービス体制・最高のパートナー」という、アルパインが目指すべき指標として、その5つの企業活動を象徴している。 企業メッセージ[編集] 現在の企業メッセージ”Driving Mobile Media Solutions”「モービルメディアの未来価値へ」は2005年(平成17年)に制定されたもので、市場環境、事業環境の変化に合わせて、新しい領域に挑戦するという、アルパインの企業姿勢を現している。

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孫如游 – Wikipedia

孫 如游(そん じょゆう、1549年 – 1624年)は、明代の官僚。字は景文、号は鑑湖。本貫は紹興府余姚県。 都御史の孫燧の曾孫にあたる。1595年(万暦23年)、進士に及第した。後に翰林院検討となった。1606年(万暦34年)、右春坊右賛善となった[1]。1610年(万暦38年)、南京翰林院事を代行した。1612年(万暦40年)、右諭徳から右庶子となった[2]。1614年(万暦42年)、少詹事から詹事に進んだ。1615年(万暦43年)、礼部右侍郎・兼翰林院侍読学士に転じた[3]。1619年(万暦47年)12月、礼部尚書の事務を代行していた左侍郎の何宗彦が官を去ると、大学士の方従哲の要請により如游が尚書の事務を代行した。1620年(万暦48年)3月、礼部尚書の事務を代行することについて万暦帝の命を受けた。礼部の事務は山積していたが、如游はこれらを決裁して滞らせなかった。ときに白蓮教や無為教が流行しており、かつて何宗彦が上疏してその厳禁を請願していたが、如游もまたその禁教を上申したので、万暦帝はこれに従った。7月、万暦帝の病が重くなると、如游は大臣たちとともに遺命を受けた。 万暦帝が死去すると、鄭貴妃は禍を恐れて、李選侍と結び、李選侍を新帝の皇后に立てるよう求めた。李選侍はまた鄭貴妃を皇太后に立てるよう求めた。楊漣が「皇長子朱由校は李選侍に愛されておらず、李選侍が皇后となれば嫡長子といえども、他日どうなるかは分からない。先帝の遺詔を盾に皇太子の冊立を求めたい。新帝の登極3日に、公は遺詔を援用して皇太子冊立を請願してくれ」と如游にいい、如游もこれに同意した。8月1日、泰昌帝が即位した。3日、如游が皇太子の冊立を求めると、泰昌帝はこれを聞き入れた。まもなく泰昌帝は先帝の遺志に従い鄭貴妃を皇太后に立てたいと言い出した。如游は命に従うのが孝ではなく、礼に従うのが孝であると上奏したが、泰昌帝の返事はなかった。 如游はまもなく礼部尚書に進んだ。泰昌帝は皇太子の冊立を命じたものの、皇長子朱由校の体質が虚弱であるとも言って、冊立の時期を遅らせようとした。如游はこれに反対した。23日、泰昌帝は李選侍を皇貴妃に封じるよう命じ、その時期を早めようとした。如游が「亡き孝端顕皇后と孝靖太后に尊号を贈り、郭元妃と王才人を皇后に封じるのを優先して、貴妃の封は後にすべきです」と上奏したので、泰昌帝はこれを許可した。李選侍は貴妃の位に満足せず、皇后の地位を獲得しようと運動した。29日、泰昌帝が廷臣を召し出すと、李選侍は皇長子朱由校に迫って彼女を皇后に立てるよう言わせた。如游が「上は選侍を皇貴妃に封じたいご意向ですので、実際の手続きを進めるべきでしょう」と言うと、泰昌帝は漫然と肯いた。李選侍はこれを聞いて、大いに悔しがった。翌日、泰昌帝は死去した(紅丸の案)。如游が冊封の時期を改めるよう請願すると、天啓帝の許可を得た。天啓帝は皇孫だったときに傅をつけられておらず、しっかりした儒教教育を受けていなかった。如游は新帝の即位7日に儒教経典の講義を開きたいと請願して、また許可を得た。 10月、如游は東閣大学士として入閣を命じられ枢機に参与した。如游はたびたび退任を願い出たが、天啓帝は慰留につとめた。1621年(天啓元年)、如游は14回引退を願い出てようやく認められ、太子太保・文淵閣大学士の位を加えられ、官に護送されて郷里に帰った。1624年(天啓4年)、死去した。享年は76。少保の位を追贈された。諡は文恭といった。 孫に孫嘉績があった。 ^ 『国榷』巻80 ^ 『国榷』巻81 ^ 『国榷』巻82 参考文献[編集] 『明史』巻240 列伝第128

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立川裕二 – Wikipedia

立川 裕二(たちかわ ゆうじ、1979年10月5日 – )は日本の理論物理学者。東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構教授。専門分野は素粒子物理学、特に超弦理論における場の理論や数理物理など[1]。大阪府富田林市出身。 灘中学校・高等学校在学中には、国際数学オリンピックの日本代表に2回選出された。1995年(日本予選:中学3年[2][3]、国際大会:高校1年)の第36回カナダ大会、1996年(日本予選:高校1年[2][3]、国際大会:高校2年)の第37回インド大会に連続出場し、共に銀メダルを獲得した[4]。当時のメンバーに中島さち子(1996年大会で、日本人女子選手として初の金メダルを獲得。フェリス女学院高等学校→東大。現ジャズピアニスト)がいる[4]。 目次 1 経歴 2 研究 3 受賞 4 脚注 5 外部リンク 1998年 灘高等学校卒業、東京大学入学 2006年 東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了 2006年 プリンストン高等研究所自然科学部門(School

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密度行列繰り込み群法 – Wikipedia

出典は列挙するだけでなく、脚注などを用いてどの記述の情報源であるかを明記してください。記事の信頼性向上にご協力をお願いいたします。(2016年10月) 密度行列繰り込み群法(みつどぎょうれつくりこみぐんほう 英: density matrix renormalization group; DMRG)は、量子多体系における低エネルギー物理を高精度に計算するために考案された数値変分法である。1992年に Steven R. White により開発された。 DMRG の背景にある考え方[編集] 量子多体系の物理に関して主に問題となるのは、ヒルベルト空間が指数関数的に大きくなることである。例えば、長さ L のスピン 1/2(英語版) チェインは、2L の自由度をもつ。DMRG法は反復的な変分法であり、問題の量子状態についてもっとも重要な自由度にのみ有効自由度を絞り込むことができる。問題とされるのは基底状態であることが多い。

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ウィルソン (2017年の映画) – Wikipedia

『ウィルソン』(原題:Wilson)は2017年に公開されたアメリカ合衆国のドラマ映画である。監督はクレイグ・ジョンソン、主演はウディ・ハレルソンが務めた。本作はダニエル・クロウズが2010年に発表したグラフィックノベル『ウィルソン』を原作としている。 本作は日本国内で劇場公開されなかったが、20世紀フォックスによるデジタル配信が行われている。 変わり者の中年男性、ウィルソンは父親が亡くなったことをきっかけに孤独を感じるようになり、元妻(ピッピ)との接触を試みた。ピッピから「娘のクレアは養子に出した。今年で17歳になっているはずだ。」と聞かされたウィルソンはクレアに会うべく行動を開始したが、それが原因で思わぬ事態が発生することになった。 キャスト[編集] 2010年11月18日、フォックス・サーチライト・ピクチャーズがグラフィックノベル『ウィルソン』の映画化に着手し、アレクサンダー・ペインを監督に起用したと報じられた[3]。2015年5月27日、降板したペインの後任にクレイグ・ジョンソンが起用され、ウディ・ハレルソンとローラ・ダーンの出演が決まったとの報道があった[4]。6月、本作の主要撮影がミネソタ州で始まった[5]。同月25日、ジュディ・グリアとシェリル・ハインズがキャスト入りした[6]。 2016年2月24日、ジョン・ブライオンが本作で使用される楽曲を手掛けることになったと報じられた[7]。2017年3月28日、フォックス・ミュージックが本作のサウンドトラックを発売した[8]。 公開・興行収入[編集] 2017年1月17日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[9]。22日、本作はサンダンス映画祭でプレミア上映された[10]。3月24日、本作は全米310館で公開され、公開初週末に33万6227ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場19位となっている[11]。 当初、本作は2017年3月3日に全米公開される予定だったが[12]、後に公開日は同年3月24日に延期された[13]。 本作に対する批評家からの評価は平凡なものに留まっている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには130件のレビューがあり、批評家支持率は48%、平均点は10点満点で5.45点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「ひねくれた主人公を演じたウディ・ハレルソンの力量は見事なものである。しかし、『ウィルソン』は主人公が直面した将来の厳しさに首尾一貫した説得力を持たせられていない。」となっている[14]。また、Metacriticには34件のレビューがあり、加重平均値は49/100となっている[15]。 外部リンク[編集]

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名城公園 – Wikipedia

この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。出典検索?: “名城公園” – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2014年2月) 藤の回廊と名古屋城 名城公園(めいじょうこうえん)とは、愛知県名古屋市の名古屋城を中心とした城址公園である。名古屋市中区二の丸や三の丸から北区名城にかけて所在する。1931年(昭和6年)に開園した[WEB 1]。面積は80.41ヘクタール[WEB 1]。管理は名古屋市で分類は都市公園(総合公園)。約2,800本のサクラが植えられている。 名古屋市中区・北区・西区の区境付近に位置している[WEB 1]。北園の部分はかつては沼地であり、明治時代に埋め立てられた上で、陸軍の練兵場として利用されていた。第二次世界大戦中の名古屋大空襲では名古屋城一帯が焦土と化したが、戦後復興計画の中で都心部の総合公園として整備する計画が立案され、1949年(昭和24年)には現在の北園を中心に造成が開始された。 沿革[編集] 1930年(昭和5年)12月11日 – 名古屋離宮として宮内省に管理されていた名古屋城が官報第1187号により離宮としては廃止され、同省より名古屋市に対して下賜されることとなった。 1931年(昭和6年)

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根粒菌 – Wikipedia

根粒菌(こんりゅうきん、Rhizobia)はマメ科植物の根に根粒を形成し、その中で大気中の窒素をニトロゲナーゼによって還元してアンモニア態窒素に変換し、宿主へと供給するいわゆる共生的窒素固定を行う土壌微生物。根粒内には宿主から光合成産物が供給されることにより、共生関係が成立している。 リゾビウム属、ブラディリゾビウム属、シノリゾビウム属、メソリゾビウム属などに分類される。 1888年にマルティヌス・ベイエリンクは、根粒菌を単離し、生物窒素固定を行うことを報告し、Bacillus radicicolaと名付けた。その後、アルバート・ベルンハルト・フランクはRhizobium leguminosarumと名前を付け直した[1]。ほとんどの研究は、ウマゴヤシ、ミヤコグサ、クローバー、アルファルファ、ダイズなどの作物および飼料豆類について行われてきた。 植物との共生関係[編集] 根粒菌は主にマメ科植物の根に侵入し、根粒という新しい器官を形成して、共生窒素固定を行う[2]。 根粒形成[編集] まず宿主植物の根が分泌した特定のフラボノイドを根粒菌内のNodDが感知すると、ノッド遺伝子群が発現し、ノッド因子が合成・分泌される。 宿主植物は共生相手特有のノッド因子を受容すると宿主植物の根毛先端に肥大化やブランチングなどが観察される[3]。細胞質のカルシウムスパイキングも根毛の基部で起きる[4]。次に、根毛でカーリングが起き、根粒菌は根毛に包み込まれる[5]。さらに、植物細胞壁の局所的な破壊や原形質膜の陥入などが起き、感染糸がつくられる。根粒菌が内部に入ると宿主植物根では皮層細胞の一部が脱分化、細胞分裂し、根粒原基ができあがる[6]。根粒原基に入った根粒菌は根粒原基内の植物細胞に取り込まれ、根粒原基が発達して成熟根粒となる[7]。 根粒中で根粒菌はニトロゲナーゼにより大気中の窒素をアンモニアに固定する。その後、アンモニアはグルタミンやアスパラギンのようなアミノ酸に変えられて、植物に送られる。植物は根粒菌に炭水化物を供給[2]する。また、植物はレグヘモグロビンを使って酸素を供給する。これらにより、ニトロゲナーゼ活性の阻害防止のために根粒内の酸素を低く保ちながら、根粒菌の呼吸が促される。 根粒の種類[編集] マメ科植物に形成される根粒には根粒内の細胞の発達段階が均一の有限型根粒と、根粒内が発達段階でわかれている無限型根粒がある[8]。 宿主特異性[編集] 宿主植物と根粒菌の関係は、一部の例外をのぞいて厳密な宿主特異性に支配されている。たとえば、S. melilotiはアルファルファに、B. japonicumはダイズに根粒を形成し、それらが交雑することはない。こうした宿主特異性の認識は植物根から分泌されるフラボノイド等の化学物質を認識して根粒菌nod遺伝子群が活性化しノッド因子を合成・分泌する段階と、そのノッド因子を植物が認識・受容して根粒形成と感染のプロセスが開始する段階の、少なくとも2段階ある[9]。 農業上の利用[編集] 1960年代の緑の革命により作物生産量は飛躍的に増加した。その作物生産量の増加に大きな役割を果たしたのが化学肥料であり、現代農業において窒素肥料は不可欠なものとなっている。化学肥料は、二酸化炭素や一酸化窒素の排出、あるいは河川の富栄養化などが問題になっている[10]。一方、地球上での生物による空気中窒素の固定の総量[11]の約半分が農業用地で固定されているため、窒素固定生物の利用は、温室効果ガス排出削減や河川の生態系への影響抑制に繋がる。 ^

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ニック産業 (企業) – Wikipedia

ニック産業株式会社[1]とは、1969年設立、京都府京都市右京区に本社がある日本企業である。 ダイニック株式会社(大日本クロス)のグループ企業として第三次産業進出を目指し、創立された。 最大で14件のホームセンターを経営していた。 ニックホビーショップの店名でホームセンターを営業していた。 2002年9月より、TOBにより株式会社ケーヨー関連会社化。株式会社デイツーを直営化。[2] 会社情報 1969年12月 – 資本金1,000万円で創業。七条ニックスポーツプラザを開設 1971年1月 – 嵯峨ニックスポーツプラザを開設 1974年8月 – 嵯峨ニックホビーショップを開設 1976年6月 – 七条ニックホビーショップを開設 1984年7月 –

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