フィリップモリス – Wikipedia

フィリップモリス(英語: Philip Morris International Inc.)は、アメリカ合衆国コネチカット州スタンフォードに登記上の本社を置き、スイスのローザンヌに統括本部を置く、世界最大のたばこメーカー。日本法人のフィリップ モリス ジャパン合同会社は東京都千代田区永田町山王パークタワーに構える。

1847年に煙草屋のフィリップ・モリスによってタバコの葉と紙巻きタバコを商う店としてロンドンのボンド・ストレートにて創業された。

主要な銘柄に「ラーク」(旧︰フィリップモリス)、「マールボロ」(日本ではJTが2005年4月末までライセンス生産)、「バージニア・エス(旧:バージニア・スリム)」「パーラメント」などがある。「マールボロ」はF1、WRCなどのモータースポーツのスポンサーとしても有名である。略称はPM

2005年初頭から一部銘柄でアメリカからドイツへの製造移管が始まり、国内部門と海外部門が分割された。2007年11月頃に、マールボロ(アイスミント以降の新商品は最初からEU製)を除く全銘柄でスイスやドイツ、オランダへの製造移管が完了した。2009年3月頃に、最後に残ったマールボロの基本銘柄に関してもスイスやオランダへの製造移管が完了している。

2010年に全73銘柄1箱当たり20円の値上げを財務省に申請し、財務省は3月に申請どおり全73銘柄の値上げを認可した。しかしフィリップモリスが申請撤回を申し出、4月に認められた。値上げ申請が認められてから撤回した初の事案である。

マールボロの一部、フィリップモリス、ネクスト、メリットなどフィリップモリス社の一部のたばこのパッケージの表面には、2頭の馬とフィリップ・モリスのイニシャルのイニシャル・「PM」の楕円形を挟んだロゴの下の記した、「veni,vidi,vici」(ラテン語で「来た、見た、勝った」の由来はユリウス・カエサルがローマの元老院に送った、自軍の勝利を知らせる手紙の文面)の文字が入った構図のエンブレムが印刷されている。

2017年、紙巻きたばこから将来的には撤退する方針を明らかにした[1]

フィリップモリス・ジャパン製品[編集]

現行販売ブランド[編集]

  • 銘柄数 79銘柄 (2014年10月27日現在)
  • ブランド数 6ブランド(2014年10月27日現在)

加熱式たばこ喫煙具[編集]

  • IQOSシリーズ[2]
  • lil HYBRID(韓国・KT&Gとの共同製品)[3]

国内販売終了製品[編集]

国内販売終了ブランド[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]