北朝霞駅 – Wikipedia

西口 人参を模したモニュメントがある。周辺はかつて人参畑だった。

北朝霞駅(きたあさかえき)は、埼玉県朝霞市浜崎一丁目[4]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)武蔵野線の駅[4]である。駅番号はJM 28[2]

この駅から武蔵浦和駅方は大宮支社の管内に入る[5]

北朝霞駅付近空中写真(1974年撮影 国土画像情報オルソ化空中写真(国土交通省)より) 畑が目立ち、北西部の浜崎団地は造成中

島式ホーム1面2線を有する高架駅[3]。直営駅であり管理駅でもあるが、当駅は自駅のみの単駅管理となっている。2014年にホームを40 m延伸し10両編成分の有効長となってから、上下列車は若干位置をずらして停まる[1][8]。列車が停車しない部分には、柵が設置されている。駅本屋の施工は銭高組[9]

トイレは中2階部分に男女とも1箇所、多機能トイレ併設。エスカレーター、エレベーター、指定席券売機、VIEW ALTTE、コインロッカー、みどりの窓口(営業時間8:00~19:00)が設置されている。

駅カラーは     水色。

のりば[編集]

(出典:JR東日本:駅構内図

発車メロディ[編集]

1999年12月4日よりテイチク制作の発車メロディを使用している[注釈 1]が、2017年からは、朝霞市民まつり「彩夏祭」の開催時期に合わせて、祭りの総踊り曲である「集まれ!踊り人」に変更している[注釈 2]。これは祭りのPRと市制施行50周年を記念するために朝霞市民まつり実行委員会が企画し、市とJR東日本大宮支社の協力によって実現したもので[10]、1番線では前奏、2番線では歌い出しの部分をアレンジしたものを使用している。メロディはスイッチの制作で、編曲は福嶋尚哉が手掛けた[11]

通常時の発車メロディ
1 スプリングボックス
2 メロディ

駅構内設備[編集]

利用状況[編集]

2020年(令和2年)度の1日平均乗車人員は52,301人で、JR東日本管内では巣鴨駅に次いで第59位である[利用客数 1]。また、武蔵野線内では西船橋駅、南越谷駅に次いで第3位、埼玉県内では大宮駅、浦和駅、川口駅、南越谷駅に次いで第5位である。開業時の想定乗降人員は2,253人だった[12]

近年の1日平均乗車人員の推移は下表のとおりである。年度全体の乗車人員を365(閏日が入る年度は366)で除して1日平均乗車人員を求めており、計算で生じた小数点以下の値は切り捨てているため、定期外と定期の和は必ずしも合計と一致しない。

年度別1日平均乗車人員[統計 1][統計 2]
年度 1日平均乗車人員 出典
定期外 定期 合計
1990年(平成02年) 41,105
1991年(平成03年) 43,483
1992年(平成04年) 47,309
1993年(平成05年) 52,002
1994年(平成06年) 50,716
1995年(平成07年) 51,548
1996年(平成08年) 51,598
1997年(平成09年) 51,046
1998年(平成10年) 51,134
1999年(平成11年) [JR 1]51,373 [埼玉県統計 1]
2000年(平成12年) [JR 2]53,524 [埼玉県統計 2]
2001年(平成13年) [JR 3]54,907 [埼玉県統計 3]
2002年(平成14年) [JR 4]55,897 [埼玉県統計 4]
2003年(平成15年) [JR 5]57,581 [埼玉県統計 5]
2004年(平成16年) [JR 6]58,429 [埼玉県統計 6]
2005年(平成17年) [JR 7]56,832 [埼玉県統計 7]
2006年(平成18年) [JR 8]58,114 [埼玉県統計 8]
2007年(平成19年) [JR 9]59,899 [埼玉県統計 9]
2008年(平成20年) [JR 10]60,855 [埼玉県統計 10]
2009年(平成21年) [JR 11]61,912 [埼玉県統計 11]
2010年(平成22年) [JR 12]62,958 [埼玉県統計 12]
2011年(平成23年) [JR 13]63,263 [埼玉県統計 13]
2012年(平成24年) [JR 14]20,658 [JR 14]44,519 [JR 14]65,178 [埼玉県統計 14]
2013年(平成25年) [JR 15]21,066 [JR 15]46,316 [JR 15]67,382 [埼玉県統計 15]
2014年(平成26年) [JR 16]21,375 [JR 16]45,597 [JR 16]66,972 [埼玉県統計 16]
2015年(平成27年) [JR 17]21,969 [JR 17]47,161 [JR 17]69,131 [埼玉県統計 17]
2016年(平成28年) [JR 18]22,226 [JR 18]47,918 [JR 18]70,145 [埼玉県統計 18]
2017年(平成29年) [JR 19]22,438 [JR 19]48,456 [JR 19]70,895 [埼玉県統計 19]
2018年(平成30年) [JR 20]22,543 [JR 20]48,341 [JR 20]70,884 [埼玉県統計 20]
2019年(令和元年) [JR 21]22,181 [JR 21]48,396 [JR 21]70,577 [埼玉県統計 21]
2020年(令和02年) [JR 22]15,286 [JR 22]37,015 [JR 22]52,301

乗換駅

  • 朝霞台駅:当駅と乗換駅となっており[1]、駅前の広場を共有している。駅の建物は数十メートル離れているが、乗換ルートにあたる部分には屋根があり、雨天時も両駅間の移動に傘は不要である[3]

行政

金融機関

商業施設

病院

学校

コミュニティFM放送局

バス路線[編集]

ここでは、北口側に発着するバスを記載する。南口側に発着するバスについては朝霞台駅#バス路線を参照のこと。

北朝霞駅[編集]

1番のりば
2番のりば(国際興業バス)

北朝霞駅前[編集]

朝霞市が運行するコミュニティバス「朝霞市内循環バス(わくわく号)」が発着する。

  • ・ 朝霞市役所行、わくわくどーむ行
  • 北朝霞駅前行
  • 内間木公園行
東日本旅客鉄道(JR東日本)
武蔵野線
むさしの号
大宮駅 (JS 24) – 北朝霞駅 (JM 28) – 新座駅 (JM 29)
各駅停車
西浦和駅 (JM 27) – 北朝霞駅 (JM 28) – 新座駅 (JM 29)
  • むさしの号は西浦和駅から分岐する武蔵野線大宮支線を経由して、与野駅から東北本線(東北貨物線)に入るが、西浦和駅には大宮支線用の線路にホームがないため、同駅を通過する。

記事本文[編集]

注釈[編集]

  1. ^ それ以前は日本電音制作のメロディを使用していた。
  2. ^ 2017年は7月20日から8月20日まで、2018年は7月5日から8月5日まで、2019年は7月4日から8月4日まで使用された。なお、2020・2021年は新型コロナウイルス感染症の流行により開催中止となり、メロディの変更も行われなかった。

出典[編集]

広報資料・プレスリリースなど一次資料[編集]

利用状況[編集]

JRの1日平均利用客数
JR東日本の2000年度以降の乗車人員
JRの統計データ
埼玉県統計年鑑

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]