灰チタン石 – Wikipedia
灰チタン石(かいチタンせき、perovskite)あるいはペロブスキー石[4]、ペロブスカイト[5]は、酸化鉱物の一種。化学組成は CaTiO3(チタン酸カルシウム)、結晶系は直方晶(斜方晶)系。灰チタン石グループの鉱物。
下部マントルにおいてMgSiO3がペロブスカイト構造をとっていることが知られている。その相に対応する鉱物名はブリッジマナイトである。ペロブスカイト自体が下部マントルかんらん岩を構成するわけではない。
地殻でも見られ、日本では、岡山県高梁市(旧備中町)のスカルン中に産する[6]。
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性質・特徴[編集]
立方体や八面体の自形結晶。
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サイド・ストーリー[編集]
名前は、ロシアの鉱物学者レフ・ペロフスキーにちなむ。
灰チタン石グループ[編集]
- 灰チタン石(perovskite) – CaTiO3
- タウソン石(tausonite) – SrTiO3
- lueshite – NaNbO3
- latrappite – (Ca,Na)(Nb,Ti,Fe)O3
- ロパライト (loparite-(Ce)) – (Ce,Na,Ca)(Ti,Nb)O3
- ^ 「おもな鉱物」『理科年表 平成20年』国立天文台編、丸善、2007年、639頁。
ISBN 978-4-621-07902-7。
- ^ Perovskite (英語), MinDat.org, 2012年4月11日閲覧。 (英語)
- ^ Perovskite (英語), WebMineral.com, 2012年4月11日閲覧。 (英語)
- ^ 文部省編『学術用語集 地学編』日本学術振興会、1984年、324頁。ISBN 4-8181-8401-2。
- ^ 日本地質学会編『地質学用語集 – 和英・英和』共立出版、2004年、367頁。ISBN 4-320-04643-9。
- ^ 草地功、逸見千代子・逸見吉之助「岡山県備中町布賀産ペロブスカイト」 『鉱物学雜誌』第11巻第4号、日本鉱物学会、1973年、 219-226頁、 doi:10.2465/gkk1952.11.219、 ISSN 0454-1146。
参考文献[編集]
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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