南果歩 – Wikipedia

南 果歩(みなみ かほ、本名同じ。1964年1月20日 – )は、日本の女優。兵庫県[3]尼崎市出身[1][4]。桐朋学園大学短期大学部卒業。Shanties所属(ホリ・エージェンシー業務提携=2022年2月まで[5])。

尼崎市立尼崎高等学校を経て桐朋学園大学短期大学部を卒業[6]

短大在学中の1984年に映画『伽倻子のために』のヒロイン役オーディションに応募、2200人の中から選ばれ、主役で映画デビュー[6]
桐朋学園短期大学は在学中の芸能活動を禁止していたが、規約改正第1号となり、映画出演を果たす。

短大卒業後1985年にはテレビ小説[注釈 1](TBS系列の昼ドラ)『五度半さん』のヒロイン役でテレビドラマに進出する[2]。さらに1986年9月には坂東玉三郎演出の『ロミオとジュリエット』のジュリエット役をオーデションでつかみ、初舞台を踏む。
以後、映画、テレビ、舞台と女優業を中心に活躍する。特に1989年には『夢見通りの人々』等の映画での助演に対して助演女優賞が贈られている。

私生活では、1995年、ミュージシャン・作家の辻仁成と結婚。1男をもうけたが、2000年3月に離婚[3]。2003年1月にテレビ東京の2時間ドラマ『異端の夏』で共演した俳優の渡辺謙と2005年12月3日に2度目の結婚[7]をしたものの2018年5月17日に離婚[8]

所属事務所の変遷は現代制作舎、ユマニテなどを経て、2009年4月よりエス・エス・エム(2011年4月より同社の吸収合併に伴い、よしもとクリエイティブ・エージェンシー)に所属後、2012年12月よりホリ・エージェンシーに移籍。
2020年2月よりホリ・エージェンシーとは業務提携を結び、個人事務所のShantiesでの活動を開始。

2015年11月より出身地である兵庫県尼崎市の「尼崎市PR大使」を務める[1][4]。海外作品にも進出[9]

2015年にはCraig Shimahara監督のアメリカ映画『MASTERLESS』でアメリカ映画に初出演し、
デンマーク人監督ダニエルデンシックの映画『MISS OSAKA』、
フィリピン人間監督ブリランテ・メンドーサの映画『GENSEN PUNCH』の公開が予定されている。
2021年アメリカのApple TV+ドラマ『PACHINKO』にオーデションでメインキャストに選ばれ、配信が待たれる。

2018年からはバンド・Nicochans(ニコチャンズ)でボーカルをつとめるなど音楽活動にも力を入れている[10]

2022年2月4日、業務提携していたホリ・エージェンシーから独立したことを報告[5]

映画[編集]

テレビドラマ[編集]

配信ドラマ[編集]

  • パチンコ(2022年3月25日全世界配信、Apple TV+)

ラジオ[編集]

  • 南果歩 Fの時間(1995年 – 1996年、TOKYO-FM)

ラジオドラマ[編集]

CM[編集]

舞台[編集]

声の出演[編集]

ナレーション[編集]

ディスコグラフィー[編集]

朗読関係[編集]

歌唱関係[編集]

  • 「プレヴェールに捧ぐ」 – アルバム「ゲンスブール・トリビュート’95」収録。(1995年)
  • 「夕日にむかって」 – アルバム「それいけ!アンパンマン 人魚姫のなみだ」収録。島本須美とのデュエット。(2000年)

写真集[編集]

注釈[編集]

  1. ^ a b 旧・ポーラテレビ小説。当時はポーラがスポンサーから降板していた。

出典[編集]

  1. ^ a b c 石川翠 (2015年11月10日). “南果歩さん「恩返ししたい」 尼崎市PR大使就任”. 神戸新聞NEXT. https://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201511/0008554620.shtml 2015年12月24日閲覧。 
  2. ^ a b 南 果歩”. ホリ・エージェンシー. 2012年12月1日閲覧。
  3. ^ a b 南果歩のプロフィール・ヒストリー”. オリコン芸能人事典. ORICON STYLE. 2014年12月13日閲覧。
  4. ^ a b 南果歩さんが市制100周年PR大使に就任 – 尼崎市 2016年2月20日閲覧
  5. ^ a b “南果歩「私も新しいスタートを切ります」事務所から独立を報告”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2022年2月4日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202202040000291.html 2022年2月4日閲覧。 
  6. ^ a b 『笑う蛙』公式サイト/プロダクション/出演者/南果歩”. オフィス・シロウズ. 2012年12月1日閲覧。
  7. ^ “渡辺謙、南果歩と電撃結婚…3日入籍”. ZAKZAK (産業経済新聞社). (2005年12月7日). http://www.zakzak.co.jp/gei/2005_12/g2005120710.html 2012年12月1日閲覧。 
  8. ^ “渡辺謙 離婚成立を発表 南果歩もツイッターで報告…昨年3月、渡辺の不倫報道”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2018年5月17日). https://www.daily.co.jp/gossip/2018/05/17/0011265188.shtml 2018年5月17日閲覧。 
  9. ^ 市制100周年PR大使 – 尼崎市公式ホームページ
  10. ^

    “南果歩 離婚や大病を経てたどりついた「生きていれば絶対大丈夫」の答え”. NEWSポストセブン. 小学館. 27 January 2022. 2022年1月27日閲覧

  11. ^ 『しんぶん赤旗』日曜版 2018年12月9日号36p.
  12. ^ [徹子の部屋 【渡辺謙】 ]の番組概要ページ”. gooテレビ番組(関東版). 2016年11月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月4日閲覧。
  13. ^ 三浦友和、赤堀雅秋監督作「葛城事件」に主演 南果歩&新井浩文&若葉竜也と共演”. 映画.com (2015年10月12日). 2015年10月13日閲覧。
  14. ^ “三浦しをん氏の小説『光』実写映画化 井浦新、瑛太ら出演”. ORICON STYLE. (2016年10月22日). http://www.oricon.co.jp/news/2080363/full/ 2016年10月24日閲覧。 
  15. ^ 《2020年大河ドラマ》“戦国武将&戦国の華” 出演者発表”. 大河ドラマ 麒麟(きりん)がくる. NHK (2019年6月17日). 2019年6月17日閲覧。
  16. ^ 番組エピソード 家族の繋がりを育もう!【家族の日特集】-NHKアーカイブス
  17. ^ “松岡茉優と三浦春馬のドラマ「カネ恋」新キャスト11名、主題歌はミスチル”. 映画ナタリー (株式会社ナターシャ). (2020年8月18日). https://natalie.mu/eiga/news/392427 2020年8月18日閲覧。 
  18. ^ “渡辺謙&南果歩夫妻、朗読劇で立て替えパルコ劇場の大トリ飾る”. スポーツ報知. (2016年6月30日). http://www.hochi.co.jp/entertainment/20160629-OHT1T50233.html 2016年6月30日閲覧。 
  19. ^ “成田凌、葵わかなダブル主演で舞台『パンドラの鐘』上演決定 演出は杉原邦生”. SPICE(スパイス) (イープラス). (2022年2月11日). http://spice.eplus.jp/articles/298852 2022年2月11日閲覧。 

外部リンク[編集]