大社 – Wikipedia

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大社(たいしゃ,おおやしろ)とは大きな神社、または平安時代初期の延喜式神名帳に大社として列格される492の神社、または「〜大社」と名乗る神社のこと。かつては単に大社(おおやしろ)といえば一般的には出雲大社(島根県出雲市)のことを指した。戦後、旧官幣大社や旧国幣大社など大社格の神社で大社を名乗ったところが多い。以下に例を示す。

大社の一覧[編集]

  • 現在表記未定(往馬坐伊古麻都比古神社は旧県社、他は旧官幣大社)

大社の呼称[編集]

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出雲大社は、各地の神社が大社を名乗る事は、ご神徳を汚すと表明している。その理由について出雲大社の機関紙「幽顕」では次のように説明している。【私達の御親大神さまは「おおやしろ」と敬仰されます。「杵築の大社」との尊称をもって「出雲さん」と親愛致しました。奈良平安の昔から「大社」と銘記されてきた神社は、出雲大社が唯一でした。大社といえばわが「いづもおおやしろ」であり、御親大神さまのお住居のミヤシロでした。この事も時の流れの中で、この呼称を用いる神社が、出来ました。唯神の信仰に適当とは、考えられません。幾世をかけての先人の祈りを正しく伝えることにならず、今の人達の勝手で、自己流の呼称はかえって、ご神徳を汚すことになると心配します】[3]

  1. ^ 近代社格制度下における神社名
  2. ^ 現在の地名で表記
  3. ^ 出雲大社教務本庁発行『幽顕』


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